内村光良

12月31日(月)に放送される「第69回NHK紅白歌合戦」の司会者が発表された。

総合司会はNHKのコント番組「LIFE! ~人生に捧げるコント~」でも活躍する内村光良(ウッチャンナンチャン)が、昨年に引き続き2年連続で担当。さらに「ニュースウオッチ9」の桑子真帆アナウンサーが、昨年に引き続き2回目の総合司会として進行を務める。

紅組司会は2019年4月にスタートする連続テレビ小説100作目「なつぞら」のヒロインを演じる広瀬すず、白組司会は櫻井翔(嵐)が担当。なお櫻井は嵐として2010年から連続5回、白組司会を務めたが、個人での司会は今回が初となる。

NHK制作局エンターテインメント番組部部長の二谷裕真氏は内村の起用理由について「昨年は、内村さんならではのユーモアと、温かい人柄があふれる言葉で、紅白に新しい風を吹き込んでいただきました。平成のテレビ界でトップを走り続けて来られた内村さんなら、『平成 最後の紅白』全体を盛り上げていただくにふさわしい方だと思っています」とコメント。

広瀬については「来春、連続テレビ小説100作目の『なつぞら』でヒロイン・奥原なつ役として“NHK の顔”となる広瀬さんには、フレッシュな魅力いっぱいに、力強く紅組を引っ張っていただきたいと考えています」と語り、櫻井については「数多くの番組で司会やキャスターをつとめ、現在のテレビ界を代表する“MC”のお一人です。平成という時代の締めくくりに番組からのメッセージをお届けするにあたり、櫻井さんの信頼感と安定感のあるトーク力で、歌手の方々の魅力や、平成を彩った歌に込められた思いを視聴者の皆様に伝えていただけると期待しています」と説明している。

内村光良 コメント

二度とないことだと思っていたので本当に驚いています。
「平成最後の紅白はああだったな」と、ずっと記憶に残るような、そんな“歌合戦”を皆さんと一緒に目指したいと思います。
今年は何回早着替えをするのか楽しみです。
そして、私を再び推薦して下さったNHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治氏に感謝します。

広瀬すず コメント

紅白という大きな舞台のこんな大役を私に与えてくださった皆様に、まずは、一番驚いています。
本当にどうして良いのか分からないというのが、今の正直な気持ちです。
私に務まるのか、期待にお応えできるかまだ自信はありませんが、ご出演されるアーティストの方々と、そして内村さんと櫻井さんという、心強い先輩方とテレビで見ていたあの場所で、ご一緒させて頂けることを楽しみにしております。
「朝ドラ、100作目だからね、頑張ってね」と言われたときと同じようなプレッシャーと責任を感じております。まだまだ実感が湧かない日々ですが、一生懸命頑張りたいと思っております。宜しくお願い致します。

櫻井翔 コメント

小学一年生の年明けまもなく。祖父母の家のこたつに入りながらテレビで見た、"平成"の年号の発表はいまも鮮明に記憶に残っております。
あの日からおよそ30年。
"平成最後の紅白歌合戦"の司会をさせて頂くことになると、当時の私に伝えても信じてもらえないと思います。
身に余る大役。幅広い多くの方の心に残る紅白になるよう、精一杯務めて参りたいと思います。