オンライン内見やAI(人工知能)でお部屋探しができる「mybox」など、不動産テック(不動産テクノロジー)のサービスを積極的に展開しているハウスコム株式会社。同社では、昨年に続き2回目となる、大学生を対象にしたビジネスコンテストを開催します。AIの活用による合理化が進み、仲介業者の役割が変わろうとしている中で、今回掲げられたテーマは「人でないとできないマッチングとは? 人が介在する意味のあるコミュニケーションを考える」。当レポートでは、10月10日に開催された「キックオフイベント」の様子をお届けします。

この日、会場となった品川区・ハウスコム本社には、当コンテストにエントリーした大学生5チーム(各チーム5名、計25名) が集結。初顔合わせとともに、コンテストの概要が伝えられました。この日のキックオフイベントを経て、11月14日には同会場にて「予選会」を開催。そこで、各チームがプランを発表し、11月25日に新宿ミライナタワーで開催される「決勝大会」へと進出する上位2チームを選出する。学生ならでは様々な意見・アイデアが現場で反映されるかもしれないとあって、集まった学生たちの期待は自然と高まります。



キックオフイベントでは、審査員による当コンテストに寄せたプレゼンテーションと、学生からの質疑応答が行われました。審査員は、コンテスト主催者のハウスコム株式会社・代表取締役社長執行役員である田村穂(たむらけい)氏、大東建託株式会社 賃貸未来研究所・所長の宗健(そうたけし) 氏、日本大学スポーツ科学部・教授の清水千弘(しみずちひろ)氏、中央大学戦略経営研究科・教授の榊原清則(さかきばらきよのり)氏の計4名が登壇。まずは田村社長から、ハウスコム株式会社の取り組みについてお話いただきました。



■―――田村社長より、ハウスコム社の取り組みについて



・我々は、賃貸仲介業を主な業務としており、関東と名古屋圏を中心に人が集まる場所に出店を行い、会社規模の拡大を行ってきました。
・問い合わせで受けた250万件のデータを活用し、なにがお客さまに喜んでいただけるかを第一に、AIやITを駆使してビジネスを行っています。
・学生の皆さんには新しい価値観や発想で未来について創造して欲しいと考えています。


■―――審査員からアドバイス・大東建託株式会社 賃貸未来研究所の宗健(そう たけし)氏



・まずは、実現可能性は無視し、直観を大事に。そして、自分たちの熱意を注ぐ!
・収益がでるかは最後に確認。アイデア~実現性~収益性について何度も検討する。
・AIの将来性に着目すべきだが、万能ではない。人間の担う役割もある。


■―――審査員からアドバイス・日本大学の清水千弘(しみず ちひろ)氏



・最新の技術について調べながら想像力を膨らませ、未来について考える。
・我々、年配者の持つ「人的ネットワーク」「経験」をフル活用して欲しい。



■―――審査員からアドバイス・中央大学の榊原清則(さかきばら きよのり)氏



・常識的な知識だけに依存せず、常に新しい発想のアイデアを組み立てて欲しい
・ケミストリー(化学反応)とセレンディピティ(偶然性)にアイデアのチャンスあり
・挑戦的な、値打ちのある提案を期待


■―――学生からの質疑応答について



Q.宗さんは空き家問題の実態について、どのように調査をされているのですか?

宗氏:「「国勢調査のような全件調査と、住宅・土地統計調査(住調)のようなサンプル調査の違いや、各自治体の報告を紹介するとともに、自身でもリクルートの過去12年分・6億件の掲載物件を集計して計算しています」

Q. そもそも空き家は何が問題となっていますか?

宗氏:「素晴らしい! 実は空き家の何が問題かははっきりしていません。家に人が住んでいなくても、誰にも迷惑をかけていないのであれば非難されるのはおかしい。空き家問題を解決すれば本当に地方が活性化するのか、今一度考える必要があります


こうして幕を開けた、第2回学生ビジネスコンテスト。各審査員から得たアドバイスを踏まえながら、学生たちはどのようなプレゼンテーションを繰り広げてくれるのでしょうか。次回は「予選会」の様子をお伝えします。


(マイナビ賃貸広告企画:提供【ハウスコム株式会社】)