京浜急行電鉄は1日、京急線のダイヤ変更を実施すると発表した。東京都交通局も同日、都営浅草線のダイヤ改正について発表。京急線・都営浅草線ともに土休日ダイヤは12月8日、平日ダイヤは12月10日から変更される。

  • 京急線のダイヤ変更では、早朝に横浜駅始発で運行されるエアポート急行1本が金沢文庫駅始発に

京急線のダイヤ変更は、平日・土休日とも早朝時間帯に運行されるエアポート急行の始発駅変更(運転区間延長)がおもな内容となる。

航空旅客数の増加と羽田空港アクセスの向上にともない、京急線の利用者は年々増加しており、2017年度の羽田空港国際線ターミナル駅・羽田空港国内線ターミナル駅(空港線)の1日平均乗降人員は2駅合計で11万6,552人(前年比5.2%増)だったという。こうした中、空港アクセスのさらなる向上を目的に、現行の横浜駅5時23分発のエアポート急行を金沢文庫駅4時59分発・羽田空港国内線ターミナル駅5時49分着に変更。横浜駅以南まで運転区間を延長し、エアポート急行停車駅の利便性向上と混雑緩和を図る。

京急線と相互直通運転を行う都営浅草線も、京急線のダイヤ変更と同じ日にダイヤ改正を実施。一部列車の種別・行先および時刻を変更するとのこと。