映画『走れ! T校バスケット部』(11月3日公開)の公開直前! ユニフォーム限定試写会が31日に都内で行われ、主演の志尊淳と、友情出演の竹内涼真が登場した。

  • 左から志尊淳、竹内涼真

    左から志尊淳、竹内涼真

同作は松崎洋による青春小説を実写映画化。中学時代、バスケットボール部キャプテンとして関東大会2位の実力を残した田所陽一(志尊)は、強豪私立に特待生入学するが、部内で激しいイジメにあい、自主退学する。都立多田野高校、通称T高に編入した陽一は、連戦連敗の弱小バスケに入部し、仲間とのバスケの楽しさを思い出していく。

"ヒーロー"時代に出会ったという2人に、竹内は「(烈車戦隊)トッキュウジャーと、(仮面ライダー)ドライブですから」と誇らしげ。志尊は「T校にヒーローが5人以上いて、ある種ヒーロー映画です」と紹介する。2人が初めて会ったのは「東映撮影所の近く」で、『帝一の國』撮影までは互いに敬語で話していたという。

"友情出演"の通り、実際によく会っているという2人だが、竹内が「(志尊を)じゅんじゅんって呼んでるの」、志尊が「僕、『涼くん』って呼んでます」と互いの呼び名を明かすと、客席から歓声が上がり、竹内は「そんなに萌えるとこではないと思う」とつっこんでいた。

互いの好きなところについて聞かれると、竹内は「容姿が可愛いじゃないですか。でも、ギャップがずるいと思ってて」「朝のドラマ(『半分、青い』)とか、中性的な役も多いじゃん。そこに垣間見える男らしさみたいなのが、俺は結構ドキドキするのよ。かっこいいなと思ってて。ペットのやつ(『きみはペット』)とか、エロいな〜と思って見てたし」と熱弁。

志尊は「『ペット』の時なんかひどくて、帝一メンバーのLINEに、(野村)周平くんが、僕のキスシーンまとめのYouTubeをはりつけて『うらやましい〜』とか書きあったりして」と苦笑しながら、ギリギリのエピソードを披露。さらに志尊が「前からずっとこんな感じなので。役でイメージを持たれているのかな」と首をひねると、竹内は「それがえっちなんですよね。エロいんですよ」と強調していた。

一方志尊は、竹内について「丁寧で爽やかで、好青年だなと思ったんですが、『帝一の國』の途中くらいから"開放"という言葉がすごく出てきたんですね」と振り返る。「開放した涼くんがまあ面白くて。非の打ち所がないし、テレビのまんまだし、飾らないでみんなに愛されている」と称賛した。

またこの日は、「ユニフォーム限定」と書いてある通り、客席には様々な服を着たファンの姿が。竹内は「剣道の面って夏場臭くなるでしょ?」「バッシュって臭くならない?」と、なぜか部活動の匂いが気になる様子。野球部でキャッチャーだったという志尊は、「73kgくらいあったし、身長も今より10cmくらい低かった。もうドカベンです」と過去を振り返り、会場も驚いていた。