JR東日本と三陸鉄道は11月23日、山田線宮古~釜石間の見学会を実施する。東日本大震災の影響で不通となった同区間では、長きにわたり復旧工事が続けられてきたが、9月末でおもな工事が完了。JR東日本から三陸鉄道に移管しての開業が予定されている。

  • 宮古駅(検修設備)

  • 織笠駅

  • 浪板海岸駅(写真はすべてJR東日本盛岡支社提供)

当日はバス移動による宮古~釜石間の駅舎見学と、三陸鉄道の列車への体験乗車ができる。宮古発コースと釜石発コースがあり、宮古発コースでは陸中山田駅・織笠駅・鵜住居駅の各駅を見学。釜石駅から列車に乗り、三陸鉄道南リアス線を体験乗車する(三陸駅折返し)。釜石発コースは鵜住居駅・大槌駅・浪板海岸駅・陸中山田駅を見学。宮古駅から列車に乗り、三陸鉄道北リアス線を体験乗車する(田老駅折返し)。両コースとも、三陸鉄道体験乗車中の車内で昼食(弁当配布)となる。参加費は無料。

参加できるのは岩手県宮古市・山田町・大槌町・釜石市のいずれかの在住者。参加申込みは11月16日から、見学会事務局を務める三陸鉄道旅客サービス部にて電話で受け付ける。各コース定員45名。応募期間内(11月20日まで)でも定員に達し次第、締切となる。