映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』(10月26日公開)の公開記念舞台挨拶が27日、都内で行われ、波瑠、西島秀俊、岡山天音、深水元基、濱田マリ、波多野貴文監督が登場した。

  • 左から濱田マリ、岡山天音、西島秀俊、深水元基、波多野貴文監督

    左から濱田マリ、岡山天音、西島秀俊、深水元基、波多野貴文監督

同作は、小森陽一による小説『オズの世界』を実写化。彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)は、地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令を受けてふてくされるが、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島)と個性的な従業員たちに囲まれる日々を過ごすうち、少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気づいていく。

波多野監督は「水がかかるシーンで波瑠ちゃんが全く濡れなかった」と撮影中のエピソードを披露。「あんなにみんな濡れたのに、すごかったよね」と振り返ると、西島も「奇跡みたいな事?」と驚く。波瑠は「彼氏(中村倫也)が向かい側にいて、私にもこっち側から水が来たんだけど、全く濡れてなかったの! 風に守られて、彼だけがビチョ濡れになって、水の量を増やしてもう1回やりました」と明かした。

また西島は「アイドルの子たちのシーンが好きで。僕は光るペンを持っていたんですよ。誰も気づいてないと思うんですけど、しょっちゅう光らせてたんですよ。でも、全然映ってない」と苦笑。「すごい楽しくて、浮かれてました。壊れる勢いでやってた」と語ると、深水も「電池がなくなるからってちょっともったいぶってましたよね」と思い出し、西島は「ちょっとスタッフに怒られてた」と告白した。