不動産投資スクエア(運営クレアスライフ)はこのほど、不動産会社社員を対象とした「不動産価値が保たれるエリアに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は8月27日~9月9日、有効回答は213人(平均)。

旬な駅1位は「渋谷駅」

  • あなたが考える10年後に地価が上がると考える「都内の駅」はどこですか?

将来の資産価値を考えた場合、23区内で価値が保たれやすいと思うエリア(区)5つを選んでもらったところ、「港区」が首位を獲得。以下、2位「渋谷区」、3位「千代田区」、4位「中央区」、5位「新宿区」、6位「品川区」、7位「目黒区」、8位「文京区」、9位「世田谷区」、10位「豊島区」と続いた。

不動産価値の高い今一番旬な都内の駅はどこか聞くと、1位は「渋谷駅」となり、「以前からのビッグターミナル駅でありながら、さらに再開発を行っているため」など、都心でありながらさらに再開発が進められている点を評価する声が寄せられた。次いで2位「品川・品川新駅周辺」、3位「新橋・虎ノ門駅」、4位「恵比寿駅」、5位「銀座駅」の順となった。

10年後に地価が上がると考える都内の駅は、「品川・品川新駅周辺」が圧倒的首位。同調査では「ターミナル駅としての役割に加え、新駅構想、リニア新幹線開通などの巨大プロジェクトが進行しているため、10年後でも地価が下がらないと考えている人が多いようだ」と分析している。以下、2位「渋谷駅」、3位「豊洲・勝どき駅」、4位「五反田駅」、5位「新橋虎ノ門駅」と続いた。