サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート『ラーメンはなぜ太る? ダイエット中のラーメンの食べ方とは』を公開した。
ラーメンが太りやすい理由として「糖質量」「塩分の取りすぎ」「栄養の偏り」「よく噛(か)まない」を挙げており、同サイトではダイエット中の人や健康に気を使っている人に向け、「太らないラーメンの食べ方」について解説している。
ラーメンは麺(=糖質)がメインであるため、どうしても高糖質になりがち。ラーメン1杯あたりの麺(230g)の糖質量は69.7gで、白米1膳(150g)の55.7gより多くなっている。糖質の摂取量が多いと血糖値はより上がりやすく、上がり方が急であればあるほどインスリンが多量に分泌されるため、太りやすくなる。
また、一般的なラーメンには約6g~9gの塩分が含まれているため、塩分もとりすぎになる傾向があるという。塩分をとり過ぎるとむくみ、慢性的にむくむようになると実際より太って見えるだけでなく、代謝も落ちてやせにくい体になってしまうとのこと。
栄養バランスについても、ラーメンは糖質の麺と塩分の多いスープがメインなため、偏りがち。さらにすすって麺を食べるという食べ方は、早食いにつながりやすくなる。早食いで一気に食べると、血糖値は急激に上昇し、太りやすくなるという。
このように、ラーメンは太る条件がいくつも重なっているが、食べ方を工夫すれば、太りにくくすることも可能とのこと。まず、ラーメンを食べる時間帯だが、人間の体内時計では、夜に食べたものは体に吸収されやすいため、夜よりも昼のほうがよいとしている。
また、食物繊維やタンパク質が含まれるトッピングと一緒に食べるほうが血糖値の上昇が抑えられるとのこと。ダイエットに欠かせないタンパク質が豊富なゆで卵や、糖質をエネルギーに変えるビタミンB群が多いチャーシューがおすすめだという。食物繊維が多く含まれる野菜がたっぷりのタンメンもよいとしている。
ラーメンのスープは、脂肪や塩分を考慮して残すことをすすめている。ラーメンを自宅で作る場合は、麺をゆでるときに野菜も一緒にゆでて、野菜たっぷりラーメンにするとよいという。麺はしらたきやこんにゃく麺を利用すれば、かなりの糖質オフになるとも紹介している。
詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事『ラーメンはなぜ太る? ダイエット中のラーメンの食べ方とは』で解説している。