kidsはこのほど、小児科経験のある看護師のみで行うベビー・キッズシッターサービス「メディキッズ」(東京都港区メディカルキッズサポート)の提供を開始した。

  • 風邪の子ども(イメージ)

    風邪の子ども(イメージ)

働く女性の増加に伴い、東京都でも保育所や認定保育園が増えている。しかし、子どもに急な発熱などがあった場合、感染拡大予防のために預けることはできず、園からのお迎えコールを経験した働く女性も少なくない。核家族・共働き世帯の増加で、子どもの急病時といった緊急時に頼ることができない人もいるという。

また、子どもが病気でも預けられる「病児・病後児保育のある施設」を利用するという方法もあるが、各定員が少ないため預けられないという可能性も出てくる。

このような状況を受け、同社では病児や重症心身障害児を預かるベビー・キッズシッターサービスを開始した。全スタッフが看護師免許を取得しているため、医師の指示の下で気管切開や鼻・口からの吸引、吸入、血糖値測定やインスリン投与、経管栄養や投薬などの医療行為が行えるとのこと。さらに、知識・経験があるため異常の早期発見や状態に応じたケアも可能。利用時間は、平日7:00~21:00。2時間以上10分単位で利用できる。

同サービスの利用料金は、入会金(1家庭あたり)が8万円、月会費が1万円、シッティング料が1時間6,000円、交通費は実費。子どもに関することであれば、沐浴・入浴介助・食事介助・医療行為などは追加料金なしで行うとのこと。1家庭での子どもの人数は何人でも、追加料金はない。

※価格はすべて税別