女優の安藤サクラが主演を務めるNHK連続テレビ小説『まんぷく』(毎週月~土曜8:00~)の第1回が1日に放送され、平均視聴率が23.8%だったことが2日、わかった(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。9月末で終了した『半分、青い。』の初回視聴率21.8%を超える数字となった。
連続テレビ小説第99作となる同作は、戦前から高度成長期の大阪を舞台に、「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描くドラマ。青年実業家・萬平(長谷川博己)と妻・福子(安藤サクラ)は、何度も失敗してはどん底から立ち上がる“敗者復活戦”を繰り返した末に世紀の大発明へとたどりつく、人生大逆転の成功物語だ。
第1週「結婚はまだまだ先!」の初回。舞台は1938年の大阪。高等女学校を卒業したヒロインの福子(安藤サクラ)は、三人姉妹の末っ子。母・鈴(松坂慶子)と一番上の姉・咲(内田有紀)と3人で暮らしていた。父を早くに亡くしていたので、家計を支えようとホテルの電話交換手として働き始めた福子。初めてとった電話の相手が、後に夫婦となって共に世紀の大発明を成し遂げる萬平(長谷川)なのだった……というストーリーだった。