グループの裏話で盛り上がることも

――大樹さんはEXILE兼FANTASTICSですし、寛太さんは劇団EXILEです。山下さんは三代目J Soul Brothersなので、直属の先輩ではないですよね。いってみれば“斜め”の関係ですが、それはDTCで動くときに何か影響はありますか?

大樹:だからやりやすいんですよね、たぶん。全員が全員、同じグループじゃないから。毎日会っているわけじゃないからこそ、リハやプロモーションで会うときも楽しみですし。それと、やっぱり僕らも人間なので、各々のグループの裏話というか、「最近どう?」「そっちはどうですか?」という話で盛り上がるんですよ。そういうノリが、DTCにも活きていると思います。

寛太:それでいうと、普段は別々で活動していて、健二郎さんが一番スケジュールが空いてないんですよ。だから僕ら2人で集まって準備することが多いんですけど、健二郎さんはリハが嫌い。

大樹:嫌いだねー。僕らは不安なんで何回もやりたいタイプなんですけど、健二郎さんはめんどくさがりですね。

寛太:いや、「僕ら」って言ったけど、僕もリハ苦手です。

大樹:あ、そうだね。寛太がいちばん苦手だね(笑)。僕は結構入念にやりたいんですけど、健二郎さんは本番一発でできちゃうんですよ。それがうらやましい。あとはなんだろう……あ、「やたらとバイクのシーンを入れたがる」。

寛太:たしかに!(笑)

大樹:正直、乗り慣れてないから、バイクのシーンはめちゃくちゃ怖いんです。

寛太:大樹くん、本番でもエンストしてましたからね。

寛太:そう、苦手なんですよ。でもダンさんが言うならやります。ダンさんが「右」っていったら僕らは右行きますから。

夢の中でもセリフを…

――逆に、後輩から見て「かわいい」と思うところはどんなところですか?

寛太:いつの間にか寝てるところですね。

大樹:それはある!

寛太:本当に、「5秒前まで話してませんでした!?」みたいな感じで寝ちゃうんです。

大樹:Huluで配信した「HiGH&LOW THE DTC」を撮ったとき、2日で全11話撮るっていうタイトなスケジュールだったんですよ。

寛太:3日です。

大樹:3日だっけ……細かいな(小声)。健二郎さんはちょうど三代目さんのツアーの時期だったので、寝てなかったみたいで。冬で、ストーブの前で読み合わせをしてたら、だんだん健二郎さんのセリフだけモゴモゴなっていくんですよ。パッと見たら、しゃべりながら寝落ちてました。でもちゃんとセリフは返ってくるんです。夢の中でも言ってるんでしょうね。

寛太:あれは動画撮っときゃよかったですね。

みんな「コブラから目配せされてる」?

――以前に大樹さんは、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』での山王連合会分裂の際、「チハルは本来コブラ(岩田剛典)側だけど、ダンとテッツだけにしたら収拾がつかなくなってしまうから、コブラとの間で『こっちは任せてください』と目配せでのやり取りがあった」「山王連合会でいうコブラの役割をDTCではチハルが担う」とお話されていましたよね(『サイゾーPremium』18年3月8日)。

寛太:だいぶ大口叩きましたね。

大樹:うるせぇな(笑)。

――それでいうと寛太さんは、DTCにおけるテッツは山王でいう誰にあたると思いますか?

寛太:うーん、ノボル(町田啓太)さん的な面もあるとは思いますけど、やっぱりヤマト(鈴木伸之)さんですね。

――なぜですか?

寛太:テッツもずっとバカなんで(笑)。いや、それより、大樹くんがコブラさんっていう話が気になる。

大樹:気づいてないだけだよ。台本の読み込みが甘いんじゃない?

寛太:俺も4年間演じてるんですけど……。髪の色だけじゃなくて?

大樹:違いますよ。『END OF SKY』でのコブラさんとチハルの目配せに、寛太は気づいてない。

寛太:いや、コブラさんからの目配せは俺にもありましたよ。

大樹:ないない。

寛太:ありましたって! 大樹くんが気づいてないだけですよ。コブラさんはああいうシーンで、ちゃんと仲間全員に目配せするんで。

大樹:重さが違う、天秤にかけたら俺が勝つ。

――全員に「俺が目配せされた」と思わせるコブラがデキる男ですね(笑)。今回の『DTC -湯けむり純情篇-』には、達磨ベイビーズ(水野勝、田中俊介、守屋光治、井澤勇貴)やSMG(廣瀬智紀、松田凌、西川俊介、西村一輝)も出演していて、SWORD第2世代の始動といえる作品だと思います。でもダンさんは、コブラやヤマトと同世代で、厳密には第2世代とはいえない気がするんですが。

大樹:ダンさんは実は第2世代でもないですね。1.5というか。

寛太:もともと僕たちの教育係だったのが、ミイラ取りがミイラになる感じでこっちに降りてきた。

――平沼監督も「山王連合会はチハルとテッツという次の世代が中心にいる」と発言されていました(同『Audition blue』)。

大樹:今回の映画の中で、チハルとテッツが山乃湯で「コブラさんたちが引退したら、次は俺たちの代になるよな」って話すシーンがあるんですが、これはダンさんの前ではしない話なんですよね、たぶん。2人きりだからする話であって。

寛太:一応、先輩だとは思ってるんですよ。仲間だけど先輩っていう、絶妙な距離感があります。