ニーチェの言葉に、こんな一節がある。「男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである」。ビジネスマンの皆さん、ちゃんと遊んでいますか? 忙しない毎日に追われて久しく遊んでないという人も多いのでは? それじゃあストレスが溜まっても仕方がない。だって好きなことを我慢しているのだから。ここでは、アウトドア・レジャー専門の予約サイト「SOTOASOBI」の創業者にして、そとあそび研究家の山本貴義さんに、『ビジネスマンが体験すべきアウトドア&レジャー』を教えてもらった。

  • そとあそびのプロに聞く、ビジネスマンが体験すべきアウトドア&レジャー

今、ビジネスマンがそとあそびに行くべき理由については、前回の記事「そとあそびのプロに聞く、デキるオトコのデキる遊び方」で紹介している。

今のそとあそびのトレンドは『エンタメ性』!

もともとそとあそびが好きな人は問題ないと思うが、これまでアウトドアやレジャーに親しんでこなかったという初心者は、いざ「そとあそびに行こう」と思い立ってもなかなか何を選べばいいのかわからないはず。そんな人たちのためにスペシャリストの山本さんに、そとあそびの選び方やトレンドについて話を聞いてみた。

  • 「SOTOASOBI」創業者の山本貴義さん

「まず選び方については、自分とツアーの『マッチング』が重要です。運動量や価格など自分のそとあそびへの『期待値』を考慮したうえで、ツアーを選ぶようにするといいと思います。例えば、ホーストレッキングは気軽に体験できると思ってハイヒールで行ってしまった、価格が安いツアーを選んだために体験内容が物足りなかった……これはマッチングのミスです。最初に『自分はツアーに何を求めているのか』を整理したうえで予約することが大切です」

「次に、今のそとあそびのトレンドは『エンタメ性』です。以前は、アウトドアやレジャーのツアーに行くと『インストラクター』に同行してもらうことが多かったと思うのですが、今は『ガイド』に移り変わっています。そとあそびのレクチャーをしてくれるという点は変わりないのですが、ゲームなどの娯楽が楽しめたり、美しいロケーションが魅力だったりと、ツアーにエンタメ的な要素をプラスしてくれるのがガイド付きツアーの特徴です。ただ『アクティビティを体験する』だけでなく、エンタメ要素が加わることで、より満足度が高いというのが人気の理由ですね」

この秋、ビジネスマンにオススメのレジャーは?

今ビジネスマンが体験すべきオススメのレジャーは何か、山本さんに聞いてみた。

・SUP
「Stand Up Paddle Board(スタンドアップパドルボード)」のことで、水上でボードの上に立ち、パドルを漕いで進んでいくアクティビティ。

【オススメポイント】
「海や川、湖の移動手段としてはもちろん、最近はボードに乗ってヨガをしたりゲームをしたりレースをしたりとエンタメ性が高まってきたことで人気となっています。普段スポーツをしない人や運動神経に自信がない人でも、誰もが気軽に楽しめる点もオススメです」

・ホーストレッキング
その名の通り、乗馬体験のこと。草原や山道、海岸沿いなどのフィールドを散策することができる。

【オススメポイント】
「牧場でスタッフに手を引かれながら乗馬する、というイメージがある人も多いかもしれませんが、今は自分で馬を乗りこなしながら大自然の中を散策できるホーストレッキングも増えています。動物と楽しむアクティビティは、運動神経や腕力に頼っていてはうまくいきません。そのコツを身につけるのも楽しいと思います」

・ケイビング
洞窟探検のアウトドアスポーツ。鍾乳洞、溶岩洞、氷河洞など普段は入ることができない暗闇の洞窟に潜入していく。

【オススメポイント】
「なんといっても、普段は体験することができない『冒険感』に心が躍ります。暗闇の中を進んでいき、突然目の前に広い空洞が現れると感動すら覚えますよ。都市部に近い場所でも体験できるスポットがありますし、装備はレンタルできるとあって、ガイドの案内があれば意外と手軽にチャレンジできるのも魅力ですね」