おしゃれな飲食店がひしめく恵比寿駅周辺。個性的な店も多い激戦区で、「美味しい牡蠣と海老を食べるならここ」と評判なのが、「かいり 恵比寿店」。この度、7月15日にリニューアルオープンしてさらに新しい海老料理が楽しめるようになったと聞いて、早速行ってみた。最後まで読むと超お得な情報もあり!

  • 「天使の海老」って呼ばれている理由は食べてみればわかるはず

美味な海老料理にリピーター続出

『かいり 恵比寿店』は、恵比寿駅西口から徒歩3分ほどの路地にある。「大粒牡蠣 贅沢海老」との文字が染め抜かれた赤いタペストリーが目印だ。

  • 赤いタペストリーが目印

海鮮料理、牡蠣を中心に8年前にオープンしたという同店。姉妹店の道玄坂店が「牡蠣と貝」を、渋谷道玄坂店が「牡蠣と肉料理」の2本柱を売りにしているということで、恵比寿店では「牡蠣と海老」を2本柱にしていこうと、海老料理のメニューを豊富にしてリニューアルしたそうだ。

  • 左から料理長の西垣亮さん、店員の望月さん。めいっぱい海老を楽しんでもらいたいというサービス精神に溢れたお2人

お客さんは女性客が圧倒的に多いのだとか。牡蠣を食べにきたお客さんで、牡蠣の美味しさはもちろん海老を食べたことでリピーターになってくれる人もいるということで、その美味しさが徐々に広まっている様子。

  • アットホームな雰囲気でくつろげる店内

  • カウンターを含め35席

インパクト大な「酔っぱらい海老」

リニューアルにあたってのおすすめ料理をご紹介いただいたのだが、まず一品目は「酔っぱらい海老」(税別1,880円)。紹興酒をベースに作った自家製のソースに活きた車海老を入れ、酔っぱらわせてから鍋に火をつけてレア状態で食べるのが「かいり」流。テーブルにコンロと鍋をご用意いただき、自家製ソースを鍋にいれると、3匹の海老が「バシャバシャバシャ~!」っと大暴れ!

  • いざ、紹興酒をベースにしたソースを投入

しかもこの海老、想像してたより結構デカい。 国産で、そのときどきで美味しい産地のものを仕入れているそうだ。そうした仕入れ先の良さもあるのだろう、かなり元気な海老で、いつまでも暴れている。どんだけ活きがいいんだ!? 数分間経って大人しくなった後、いよいよ鍋に火をつけると、さらにひと暴れ。フタを開けると紹興酒の良い香りが立ち昇り、食欲をそそる。

  • 酔っ払って暴れまわった末に観念した様子の海老ちゃん

メニューに描かれた殻の剥き方を見ながら身を取り出して食べてみると、海老の濃厚な旨味が口いっぱいにフワ~っと広がってきた。軽く火を通したことで、ソースの旨味が『ギュッ!』っと沁み込んでいるのがわかる。また、身の締まり方も半端ない。なにしろ、噛むと『ザクッ』という音がするくらいなのだ。これはそんじょそこらの店のものとは違う、相当良質な車海老だ。

  • デカい!