Sansanはこのほど、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」上で、帝国データバンク(TDB)のデータベースを元にした企業情報の閲覧が可能になったことを発表した。

  • クラウド名刺管理「Sansan」

同社は、「名刺を企業の資産に変える」をコンセプトに、2007年に提供開始した法人向けクラウド名刺管理サービス。デジタル化することにより、社内での管理・共有を可能にし、会社の資産に変えるという価値を提供してきた。

今回の機能追加により、Sansanユーザーは名刺交換相手の詳細な企業情報が、Sansan上でわかるようになる。閲覧できるようになる企業情報は、TDB企業コード、住所、業種、電話番号、最新期業績売上高、資本金、従業員数、創業年月、設立年月、決算年月、法人格、株式公開区分、代表者氏名、代表者役職。企業情報データは国内の中小企業も含む、日本最大級のTDBのデータベースを元にしている。なお、情報を閲覧することができる対象は、Sansanに名刺を取り込んだ、名刺交換先の企業に限る。

同社ではこれまで、日本経済新聞社が提供するビジネスデータベース「日経テレコン」の日経会社プロフィル・日経WHO'S WHOと連携し、名刺交換相手の異動・人事情報がわかるサービスを提供するなど、企業や人物の情報にさまざまな外部情報を紐づけている。