木村拓哉(45)がパーソナリティを務めるTOKYO FMの新レギュラー番組『木村拓哉 FLOW supported by GYAO!』(毎週日曜11:30~11:55)が5日にスタート。親交の深いお笑いタレントの明石家さんま(63)が初回ゲストとして出演し、60歳で芸能界を引退すると公言していたことについて言及した。

明石家さんま

明石家さんま

さんまの出演でスタッフの様子がいつもと違ったようで、木村が「こういう空気ないですからね。『本物だ!』みたいな。いつもは観察の目なんですけど、今は観察じゃないです。完全に観覧です」と話すと、さんまは「スタッフが観覧!?」と笑い、「40何年芸能界にいさせていただいてい、観覧していただくポジションにまだいれたという喜び」と語った。

木村が、さんまが芸能界を引退すると公言していた“60歳”の還暦を過ぎても続けていることについて尋ねると、「60のつもりでやってきた」「俺は辞めるって決めたんで、今は“死後硬直”が3年続いている感じ」と引退の決断は変わっていないよう。木村が「硬直がこんな動いて、こんな笑わせるんですか?」と驚くと、「一応笑わせていただいています。長年のキャリアとキャラで」と返した。

引退については、爆笑問題の太田光から「今辞めたらかっこよすぎる」と言われたというさんま。「俺は後輩たちのために辞める。上がどかないと新しいものが生まれないらしいんですよね。いなくなってやっと出てくるのが社会の仕組みらしくて」と引退を決断した理由を明かした。