ROBOT PAYMENTは7月31日、東京都在住の会社経営者・会社役員、経理・財務系社員を対象とした「業務効率化に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2018年5月16~23日、有効回答は20~50代の個人300人。

  • 「具体的にあなたの職場で取り組んでいる業務効率化について、当てはまるものをお選びください」

現在の職場では業務が効率的に行われていると思うか質問したところ、48.7%が「そう思わない」、51.3%が「そう思う」と回答し、意見が二分する結果となった。

「業務が効率的に行われている」と答えた人に対し、具体的な業務効率化の手法を聞くと、「業務内容の見直し」(51.3%)が最も多く、次いで「OA機器の導入」(39.6%)、「システムやツールの導入」(35.7%)と続き、オーソドックスなものが上位にランクイン。他方、「ロボットの導入」は1割未満(7.8%)にとどまり、依然としてロボットによる業務の自動化・効率化は進んでいないことがわかった。

自動化してほしい業務は、1位「経費精算」(38.0%)、2位「伝票の起票・整理」(31.7%)、3位「取引先からの入金確認」(31.3%)となり、対面業務より単純作業の自動化を求める声が多くみられた。

ロボットに代行してほしい業務は、1位「データ入力」(35.0%)、2位「経費精算」(26.0%)、3位「請求書発行・発送」(24.7%)と続き、最下位は「顧客からの問い合わせ対応」(8.3%)。中には「ロボットに代行してほしい業務はない」(25.7%)との意見もあったが、経理業務において、自動化・ロボット代行への需要が高いことが明らかになった。