ソニー損害保険は7月30日、「2018年 お盆の帰省に関する調査」の結果を発表した。調査は6月20日~22日、自家用車を所有して自分で運転をする20代~50代で、「今年のお盆に帰省する予定がある」1,000人を対象にインターネットで行われた。

  • 今年のお盆休みの日数

お盆休みの平均日数は4.9日

今年は「山の日」が8月11日で土曜日だが、一般的にお盆とされる期間(13日~16日)がすべてお盆休みになると仮定した場合、土日と合わせて6連休となる。

今年のお盆休みの日数を聞いたところ、最も多かったのは「5日」で20.1%、次いで、「3日」が14.7%、「6日」が12.0%、「9日」が11.0%となり、平均日数は4.9日となった。

今年のお盆の帰省で利用する予定の交通手段を複数回答で聞いたところ、「自家用車」が88.4%、「鉄道(電車・新幹線)」が13.6%、「飛行機」が6.0%となった。また、帰省にかかる移動時間(片道)を聞いたところ、平均は2.5時間で、自家用車で帰省する人は2.3時間、鉄道で帰省する人は3.5時間、飛行機で帰省する人は4.4時間だった。

今年の帰省で自家用車を利用する予定の人884人に、帰省の候補日を限定回答形式(回答は2つまで)で聞いたところ、「8月11日(土・祝)」(31.9%)が最も多く、「8月12日(日)」(26.1%)が続いた。今年は山の日の8月11日が帰省ラッシュのピークとなりそうだ。

  • お盆の帰省の候補日/Uターンの候補日

帰省費用は平均2万1,579円、「お盆玉」も

今年のお盆の帰省にかかる費用(一世帯あたり)を聞いたところ、全体の平均は2万1,579円、自家用車で帰省する予定の人は1万8,393円、鉄道で帰省する予定の人は3万8,493円、飛行機で帰省する予定の方は6万1,583円となった。

お盆に帰省した子どもや孫に渡すお小遣いは「お盆玉(おぼんだま)」といわれている。お盆玉という言葉を知っているか聞いたところ、認知率は42.8%(昨年37.1%)となり、昨年より5.7ポイント上昇。お盆玉をもらったことがある人は18.2%(同15.0%)、あげたことがある人は9.7%(同8.5%)となった。

さらに、今年のお盆の帰省で、お盆玉を用意(持参)するか聞いたところ、「用意(持参)する」は9.3%(同8.3%)だった。お盆玉を用意する93人に、金額(複数に渡す場合は、1人あたりの金額)を聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(36.6%)や「3,000円未満」(29.0%)との回答が多く、平均は4,300円となった。