2018年も残り半年となりました。大掃除と言えば大晦日が定番ですが、12月はなにかと忙しいですよね。そして何より、寒い。12月に水を使ったり、屋外の掃除をしたりすることを考えると重い腰がさらに重くなる……という人も多いのではないでしょうか。そこで、冷たい水が心地いい今の時期に「ハーフ大掃除」をしてみませんか?
まずは、外での作業や窓を開けての作業が多い窓掃除。寒い時期だと、余計にやる気も出にくくなってしまいます。だからこそ、今のうちにしっかり掃除をしておけば、年末の大掃除に長時間寒い思いをすることを避けられます。寒くない今の時期に一度、しっかり窓掃除をしておくといいですよね。
とはいえ、寒くなくても、簡単に済ませられるなら済ませたいのが本音。今回は、窓掃除にオススメ! という声の多い「ウタマロクリーナー」で、本当に手軽に窓をキレイにできるのか、チャレンジしてみました。
ウタマロクリーナーってなに?
「ウタマロクリーナー」は、アミノ酸系洗浄成分が主配合の住宅用クリーナーです。換気扇、キッチン・レンジ周り、お風呂、トイレなど家中のあちこちに使えることから、SNSでも「便利!」という意見をよく目にします。
筆者のように掃除が苦手な場合、洗剤や専用の道具をいろいろと揃えなければいけないと思うと、それだけで掃除のハードルは上がってしまいます。だからこそ、1本であちこち掃除ができるのはいいなぁと感じました。
今回の窓掃除に使用したものは、
- ウタマロクリーナー
- マイクロファイバークロス 2枚
- 使い古しのタオル 1枚
- 綿棒
の4種類です。
ウタマロクリーナー以外のものも、いつも自宅にあるものばかりです。
窓ガラス
まずは窓ガラス。筆者宅の場合、砂埃がすごいからか、掃除しても1週間経つと窓ガラス全体が白っぽく汚れてしまいます。
「まず、濡らした新聞紙で汚れを拭き取ってから洗剤を使う方がキレイになる」といった情報も目にしましたが、工程が増えれば増えるだけ、面倒な気持ちも増えてしまいます。ということで、いきなりウタマロクリーナーを窓に直接スプレーして拭き取ることに。拭き取りにはマイクロファイバークロスを使用しました。
実は、最初は古タオルで拭いてみたところ、拭き跡が残ってキレイにはなりませんでした。そこでマイクロファイバークロスを使用することに。マイクロファイバークロスも一度拭きでは、古タオルほどではないものの拭き跡が残ってしまったので、乾いた面でもう一度拭き取ると、窓ガラスがピカピカに!
スプレーして拭き取る、というシンプルなアクションでこれだけキレイになるのは、うれしいですね。
網戸
続いて、網戸です。窓ガラス以上に掃除方法に悩む箇所ではないでしょうか。網戸を通して入ってくる風が気持ちいい今の季節だからこそ、余計に網戸汚れも気になります。
筆者宅の場合、網戸を簡単に外すことができないし、スペースもないので、一気に水洗いでスッキリさせることはできません。
そこで、マイクロファイバークロスを2枚用意し、それぞれにウタマロクリーナーを2プッシュ。
2枚のマイクロファイバークロスで網戸を挟んで、汚れを拭き取ってみました。
クロスには汚れがしっかりついていましたが、取り切れていないホコリが少し網戸に残っている状態で、ピカピカ! とまではいかないかなぁ、という印象でした。
しかも、両手で挟んで拭き取る場合、高いところが拭きにくいのと、左右半分ずつしかできないので、手間に感じました。
筆者は普段、大判のメラニンスポンジに水を含ませて、一気に網戸の汚れを拭き取っています。この方法の場合、一気に網戸一枚を拭き取れるので、網戸掃除に関しては、「今までのやり方がいい」というのが、正直な感想です。
サッシ
続いてサッシ。普段から掃除機でざっと吸い取ってはいるものの、取り切れていない細かい砂やホコリで汚れています。とくに隅には、汚れが溜まって黒くなっていました。
ウタマロクリーナーを直接サッシに吹き掛けて、すぐに古タオルで拭き取ると、それだけでもうスッキリ!
汚れが溜まっている隅の部分も泡で汚れを浮かしてくれるので、綿棒を使って、簡単に汚れをかき出すことができました。
実は、サッシ掃除用にこれも評判のダイソー「スリムブラシ」を用意していました。これは、水を入れたペットボトルにつけるだけで、簡単に水洗いができるという便利なものです。
汚れがひどい場合は、こういったブラシで汚れをかき出す必要があるかもしれませんが、筆者宅の場合は、タオルで拭き取るだけで十分キレイになりました。
マンションやアパートなどで、ベランダにつながっていない窓のサッシを掃除する場合、安易に水を使うと、垂れて外壁を汚したり、下の階の人に迷惑を掛けたりすることにもなりかねません。ウタマロクリーナーは泡状なので、垂れることもなく、さっと拭き取れるので、掃除する場所を選ばない点も便利ですね。
ウタマロクリーナーで窓掃除をやってみて
年末の大掃除では、窓掃除は寒いから嫌がられがちですが、今の時期だととても気持ちよく掃除することができました。明るい太陽の光が汚れのない窓から家の中に差し込むのはなんとも清々しい気分です。
一軒家で水が制限なく使える場合は、窓や網戸に一気にホースで水を掛けて、スクイージーで拭き取る、といったやり方も、今の時期だからこそ気持ちよくできる掃除方法ではないでしょうか。
そういったやり方ができない場合も、場所に合った洗剤や道具の力を借りることで、掃除のハードルを下げることができます。
ウタマロクリーナーは基本的にはスプレーして拭き取る、というシンプルな行程だけでキレイになるのが、とても使い勝手がいい点です。個人的には網戸に関しては、今回試したやり方ではちょっと効果を感じにくくはありましたが、窓ガラス・サッシに関しては、今後もウタマロクリーナーを使ってみようと思いました。
年末の大掃除は、「1年が終わるまでに終わらせないと!」といったプレッシャーを感じながら掃除することになります。1年の真ん中に「ハーフ大掃除」を取り入れることで、やらなくてはいけないことを先取りしている感覚になり、気持ちに余裕を持って楽しく掃除ができます。
掃除が苦手な人こそ、ぜひ"追われる掃除"ではなく、"楽しむ掃除"を取り入れてみてはいかがでしょうか。