プジョー・シトロエン・ジャポンは7月19日、「PEUGEOT 5008 GT BlueHDi」に8速オートマチックを導入し、全国の正規プジョーディーラーネットワークにて販売を開始した。

  • 「PEUGEOT 5008 GT BlueHDi」に8速オートマチックを導入

「5008」は「3008」の上級SUVモデルとして、7人乗りSUVマーケットにて存在感を示している。クラストップレベルのラゲッジスペースと3列シートの7人乗りがユニークなセールスポイントとなり、好調に販売が推移しているという。

  • 新開発のEAT8の製造は、トランスミッション分野のワールドリーダーであるアイシンAWがPSAの設計に基づいて担っている

  • EATは単純に6速にギアを2つ追加したものではなく、コンポーネントの多くが新設計となっている。また、シフトの電子制御化により、ワイドでクロースしたギアレシオ、低燃費、シフトクオリティの向上を実現した

  • 電子シフト化により、シフトレバー自体のデザインやコックピット設計の自由度に貢献

今回は、新開発の8速オートマチックEAT8を2.0Lクリーンディーゼルに搭載し(5008 GTBlueHDi)、上級装備をまとめた新オプション「ファーストクラスパッケージ(電動シート、シートヒーター、マルチポイントランバーサポート、パークアシスト、パノラミックサンルーフ)」(税込30万円)を設定。

これらによって、7人乗りプレミアムSUVである「5008」のポジショニングをいっそう明確化し、輸入車SUVはもちろん、国産上級ミニバンからの乗り換え需要にも対応していく。価格は、8速化での価格アップを4万円にとどめ、税込473万円という魅力ある設定とした。

  • 飛行機のファーストクラスをイメージした「ファーストクラスパッケージ」には、運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポート、前席シートヒーターなどが設定されている

  • 「ファーストクラスパッケージ」に含まれるフロントカメラ(360°ビジョン)は、ワイドバックアイカメラにフロントカメラが追加され、俯瞰映像の精度が向上

  • ファーストクラスパッケージに加え、「ナッパレザーシート」を追加したオプション(税込60万円)も用意