阪神電気鉄道のグループ会社である神戸高速鉄道は12日、神戸高速線新開地駅構内の西改札口に、人気の飲食物販の名店5店舗が出店する駅ナカ商業施設「エキナ新開地」を7月18日に開業すると発表した。

  • 「エキナ新開地」施設イメージ

「エキナ新開地」は駅ナカという立地を踏まえ、通勤・通学途中の駅利用者に毎日利用してもらえるように、ベーカリー・おにぎり・惣菜などの「中食」をはじめ、ケーキ・ドーナツなどのスイーツもそろえるほか、腰かけて休憩できるスペースも用意する。施設のコンセプトは「利便性があり、憩い、ふれあう場の創出」とのこと。営業時間は7~21時(店舗により異なる)。

出店する店舗は、明石の人気ベーカリー「ダンマルシェ」、秋田県産あきたこまちの手作りおにぎり専門店「ONIGIRI ICHIGO」、神戸でおなじみの総菜店「鬼平コロッケ」、神戸・明石・加古川エリアを中心に県外にも展開する洋菓子店「モンブランKOBE」、厳選された原材料を使用したプロのドーナツ職人による手作りの味を提供するドーナツ販売店となっている。

神戸高速鉄道では、4月に開業50周年を迎えた神戸高速線の駅にさらなる付加価値を提供し、一層の利便性の向上を図るとともに、同社が運営する地下街「メトロこうべ」(高速神戸駅・新開地駅間の地下街)も9月に開業50周年を迎えることから、美装化や店舗ゾーニングの見直し等による快適性などの向上に取り組み、神戸高速線の魅力の一層の向上を図るとしている。