来年2月、大阪城公園に誕生するエンターテインメント施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」の施設詳細とオープニング公演発表の記者会見が5日、ホテルニューオータニ大阪にて行われた。

  • 「COOL JAPAN PARK OSAKA」記者会見

    「COOL JAPAN PARK OSAKA」記者会見の模様

冒頭のあいさつで吉村洋文大阪市長は「大阪は歴史と文化を大事にしながら新しいことに挑戦するおもろい街じゃないといけないと思っている」と語り、大阪城・森ノ宮エリアは世界の諸都市に負けないエリアであることをアピール。「官民が共同して作り上げていくのが大事、みんなで大阪を盛り上げていきましょう」と締めくくった。

その後、3つのホールがそれぞれ「WWホール」、「TTホール」、「SSホール」であること、さらにロゴ発表が行われ、名付け親の明石家さんまがVTRに登場。ネーミングについて「適当につけたので、これでいいのか…」とコメントして笑わせたあと、「WW」については「笑って笑って」や「わくわく」という意味で名付けたことを明かし、あとの2つについては笑いに関した意味であるものの、「皆さんが自由に」と正解は永遠に出さないとコメントした。

WWホールは1,144席で、ミュージカルやコンサート、演劇、ダンスなどさまざまな上演が可能なことに加え、施設内空間全体にプロジェクションマッピングできる全国初のホールに。706席のTTホールは、ミュージカルや演劇、上方伝統芸能などの上演が可能な中ホール。舞台と客席の距離が近く、よりライブ感のある公演を楽しめるのが特徴で、WWホールと同じくプロジェクションマッピングによる映像演出にも対応する。SSホールはステージと客席を自由に設定できる空間で、スタンディングライブなども含めたさまざまなステージイベントが可能。客席は300席、スタンディング時には400~500人を収容可能だという。クールジャパンパーク準備 代表取締役社長の戸田義人氏が資料を交えて説明し、最後に「大阪を代表する観光スポット、世界にも類を見ない施設に成長させたい」と力を込めた。

そして、オープニング公演の内容も明らかに。「COOL JAPAN PARK OSAKA」の全体のオープニング公演として、明石家さんまと岡村隆史の「花の駐在さん」を1日限りの特別講演としてTTホールで行うこと、合わせてWWホールのこけら落とし公演が「KEREN」であることが発表された。ここで「KEREN」の脚本・演出を手がける高平哲郎氏が登壇。「KEREN」の大きなコンセプトはクールジャパンであること、「KEREN」がもともとは歌舞伎用語であることなどを説明した。そして世界を代表するイラストレーター、横尾忠則氏がポスターを担当したこと、中身は70分ほどで大阪を中心に関西を舞台にしたショーを十数景繰り広げることなどを発表した。

最後に「COOL JAPAN PARK OSAKA」では伝統芸能から国内外のエンタテインメントまでさまざまな演目を予定していること、詳細については近日改めて発表されることがハイヒールの2人から伝えられ、会見は終了した。

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