ANAは7月4日、ボーイング787に使用しているロールスロイス社製エンジンの点検整備のため、7月6~12日までの期間、787を導入している国内線で113便を欠航することを発表した。13日以降については現在も精査中であり、確定次第発表される。なお、国際線の運航便には影響はないとしている。

  • ANAは7月6~12日までの期間、787を導入している国内線で113便を欠航

    7月6~12日までの期間、787を導入している国内線で113便を欠航

同社は安全を最優先として点検整備を進めてきたが、6月に発出されたエンジンメーカーからの技術指示、ならびに、国土交通省からの耐空性改善通報による技術指示を受け、定められた点検の対象となるエンジン台数が拡大したことに伴い、部品交換が必要なエンジンが増加した。

その結果、運航に必要な機材数に不足を来した関係で、今回、国内線113便の欠航を決定した。また、7月9~12日の羽田=石垣線は2時間遅延しての運航となる。欠航となる便の予約者には、速やかにANAまたは予約を受け付けた旅行会社から振替便などの連絡を行っている。

  • 欠航・遅延対象便