スパークス・アセット・マネジメントは6月29日、『ビジネスパーソンの「マネ活」に関する調査』の結果を発表した。調査期間は2018年6月6~7日、有効回答は20~59歳のビジネスパーソン1,000人。

2割弱が「投資デビューしたい」

  • 投資デビュー状況とデビュー意向

    投資デビュー状況とデビュー意向

投資のデビュー状況とデビュー意向を調べたところ、投資経験がある「デビュー済層」が31.5%、投資の経験はないが始めたいと思っている「デビュー意向層」が17.4%、投資を始めるか迷っている「デビュー不確定層」が15.6%となった。

現在投資を行っている人に、投資資金(運用や保有をしている金額)はどのくらいか問うと、平均額は673万円で、「100万~300万円未満」(19.9%)と「10万円未満」(19.1%)が上位2位に入ったほか、「10万~50万円未満」や「300万~500万円未満」(各12.7%)、「1千万~3千万円未満」(11.0%)との回答も多かった。一方、「3千万以上」(計7.1%)の高額投資も一部みられた。

投資をしている・していた人が投資経験のある資産は、「日本株式」が67.0%で最多。次いで「投資信託(REIT以外)」が46.3%、「外貨(外国為替証拠金取引(FX)を含む)」が25.1%、「日本公社債(国債/地方債・社債など)」が19.4%、「外国株式」が14.9%となった。

投資の経験がある・今後始めたい人が投資対象として関心のある資産は、「日本株式」が58.1%でトップ。以下、「投資信託」が26.6%、「外国株式」が21.3%と続いた。

世界的な投資家であるウォーレン・バフェット氏が投資先として選ぶ「バフェット銘柄」の特徴を示し、同氏が投資しそうな日本企業を尋ねると、1位「トヨタ自動車」(104人)、2位「ソフトバンクグループ」(43人)、3位「楽天」(32人)、4位「ソニー」「任天堂」(各18人)の順となった。