フジテレビのドキュメンタリー枠『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)で昨年10月に放送された番組『人殺しの息子と呼ばれて…』が、書籍化されることが分かった。自ら取材にあたった番組の張江泰之チーフプロデューサー著で、KADOKAWAから7月20日に発売される。

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『人殺しの息子と呼ばれて…』は、2002年に発覚し、メディアが報道を差し控えたほどの残虐な方法で、犯人の親族ら7人が殺害された北九州連続監禁殺人事件の犯人の息子(当時24歳)が、初めてメディアのインタビューを受けたもの。

幼いながらの記憶で目撃した事件の真相や、自らが受けた両親からの虐待までを明かし、“人殺しの息子”が背負った悲しい過去の勇気ある告白に大きな反響が集まり、「前編」(10月15日)の視聴率は、日曜昼帯にもかかわらず6.3%、「後編」(同22日)は10.0%を記録(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。同年12月には、再編集してプライム帯の全国ネットでも放送された。

今回の書籍は、10時間にもおよぶインタビューの内容に加え、放送後の追加取材による息子の近況や、今後の展望まで収録。さらに、息子本人以外にも、後見人となった中学校時代の先生へのインタビューも行った“完全版”となっている。

目次は、「序章 生きている価値」「第一章 鬼畜の所業――北九州連続監禁殺人事件」「第二章 『消された一家』の記憶」「第三章 やっとなんとか人間になれた」「第四章 冷遇される子供たち」「第五章 消えない記憶と、これからの人生」「終章 僕は逃げない」。価格は1,500円(税別)。