ショウガ香る甘辛照り焼き

機内食は通常、巡航高度に到着後に間もなく提供を開始する。プレオーダーの「照り焼きチキンとライス」は開けた瞬間の強いショウガの香りに、食欲が注がれる。とろみのある甘辛い照り焼きソースがたっぷりかかっており、お米ともよく合う。お米はインディカ米ではなくジャポニカ米ではあるが、機内食ゆえにか、ちょっと柔らかめだった。

  • 「照り焼きチキンとライス」と「豆乳」をオーダー

    「照り焼きチキンとライス」と「豆乳」をオーダー

  • 思いの他、ショウガが効いて日本人好みの味に

    思いの他、ショウガが効いて日本人好みの味に

ドリンクの豆乳は東南アジアで広く販売されているものらしく、自家製レシピで作られた防腐剤なしの健康ドリンクとのこと。思っていたよりビッグサイズで、開け方がちょっと斬新。キャップを開け、キャップの端に付けられた爪でアルミのフタを引っかくというものだ。程よい甘さがちょうどいい。

  • 豆乳は自然の甘みが感じられ、豆乳が苦手な人にもぴったり

    豆乳は自然の甘みが感じられ、豆乳が苦手な人にもぴったり

小腹が空いたらスナックでも。インスタントラーメン(100THB=約330円)は「カップヌードル」のほか、タイの「MAMA」もある。このインスタントラーメンに、煮玉子(60THB=約200円)をトッピングするというものひとつの手。そのほか、「プリングルス」や「プリッツ」(各70THB=約230円)、「マンゴープリン」や「ライチプリン」(各80THB=約260円)なども取りそろえている。

  • 小腹が空いたらスナックメニューを

    小腹が空いたらスナックメニューを

  • 機内食のメニュー表は日本語版もある

    機内食のメニュー表は日本語版もある

また、機内販売として免税品のほか、ノックスクートのオリジナルグッズも販売している。気になる商品があれば、客室乗務員に実物を見せてもらうといいだろう。

  • 機内誌と機内販売の冊子。ノックスクートのオリジナルグッズはお土産にも良さそう

特別なエコノミーシートでぐっすり

復路はXW102(02:20バンコク発/10:25成田着)と深夜発となる。エコノミーの場合、フライトのみのほか、機内持込手荷物は2つ(合計最大15kg)に加えて受託手荷物は30kgまでが付いたもの(チケット購入時は+5,120円、予約後は+5,920円)と、さらに機内食がセット(+230THB=約760円)になったものも選べる。旅行目的に合わせてアレンジしよう。そこで今度は、フライト(ストレッチシート)+受託手荷物+機内食で予約をした。

  • ストレッチシートは最前列の空間を生かしたゆったりシート

    ストレッチシートは最前列の空間を生かしたゆったりシート

エコノミーは広さが違う3つのシートがあり、スタンダードシート(31インチ)を基準にし、スーパーシート(35インチ/+800THB=約2,640円)と、最前列のゆとりを生かしたストレッチシート(36インチ/+1,200THB=約3,960円)がそろう。なお、エコノミーシートには12歳以下の乗客の立ち入りを制限したサイレント・ゾーンもあり、このゾーン内の場合、スタンダードシートなら+500THB(約1,650円)、スーパーシートなら+1,000THB(約3,300円)、ストレッチシートなら+1,500THB(約4,950円)でアップグレードできる。

  • 2列目以降のイエローのシートがスーパーシート

    2列目以降のイエローのシートがスーパーシート

  • ブルーのシートがスタンダードシート

    ブルーのシートがスタンダードシート

出発が深夜2時20分ともなると、正直、眠くてしょうがない。ドンムアン空港内で夕食を済ませ、搭乗後は速攻寝る、でもいいだろう。実際、多くの人がそのような感じだった。機内食をプレオーダーしていたので、提供時間をずらしてもらえないかと相談したところ、到着の2時間前に提供してもらえることになった。後はもう、ストレッチシートのゆったりとした空間に足を伸ばして休めばいい。

  • 到着2時間前に機内食の提供をお願いしていたら、そっと起こしてくれた。ありがたい。

    到着2時間前に機内食の提供をお願いしていたら、そっと起こしてくれた。ありがたい

気がつけば、下ろしていたシェードの端から光がうっすら漏れており、日が完全に昇っていることが分かった。「タイ帰りならやっぱりタイ料理を」と選んでいたのは「グリーンカレー」。

寝起きに食べることをすっかり忘れていたので、朝一で辛い料理は大丈夫だろうかとやや心配になったが、ココナッツの効いたチキンカレーはいつ食べてもおいしいことを実感。もちろん、こちらはインディカ米だ。また、ヤングコーンやニンジン、豆、マッシュルームなど、思っていたよりも具沢山なので、ちょっと得した気分にもなってくる。

  • 寝起きに「グリーンカレー」と「スプライト」。スプライトはしっかり冷えているが、希望者には氷を注いでくれる

    寝起きに「グリーンカレー」と「スプライト」。スプライトはしっかり冷えているが、希望者には氷を注いでくれる

ノックスクートの成田=バンコク線の通常運賃は、エコノミーが9,800円~6万1,900円、スクートビズが2万9,800円~7万800円となる(ともに別途諸税が必要)。LCCであっても、クラスの選択はできるし、機内食も好きなように選ぶことができる。価格重視で選択する以外のメリットは十分あると言えるだろう。

※日本円換算は1THB=約3.3円で計算