お笑いコンビ・おぎやはぎが、28日深夜に放送されたTBSラジオ『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木曜 25:00~27:00)にて、パス回しに徹するサッカー日本代表の作戦を絶賛した。

おぎやはぎ

おぎやはぎの矢作兼、小木博明

番組スタートの直前まで行われていた「2018 FIFAワールドカップ」ロシア大会、日本代表対ポーランド戦。日本は敗れたものの、「フェアプレーポイント」の差でセネガルを上回り、決勝トーナメント進出を決めた。しかし試合終盤、決勝トーナメント進出を狙い、パス回しを続けた日本代表には、国内外問わず「消極的だ」などと批判の声も見られる。

しかし番組内で小木博明は「賛も否もあるだろうけど、あれは。でも、いいと思う」と言い、矢作兼も「これは最高です。勝ったらこんなものいいのよ、なんだって」と同調した。

続けて小木は「日本があんなプレーをできるっていう、最後に。凄くない? 大人だよ、攻めないで、試合をちゃんと考えて勝負に徹してたっていうか」と評価し、「日本なんて、今までがむしゃらに行くしかなかったんだよ、ワールドカップで」と振り返る。

矢作も「そんな上から、作戦を考えるなんてところじゃない。一生懸命やって、決勝に行ったらいいなというぐらいのレベルだったの」と日本代表のレベルが向上したことに感慨深い様子で話し、「あの作戦なんて、強豪国がやるやつだもんね。あれを日本がやる時代になったというのは、凄いことですよ」と小木も続けた。

さらにおぎやはぎの2人は、第1戦目と第2戦目から大幅にスタメンを変更したことについても「次の試合を見越して凄い」と評価。

今回の作戦を選んだ西野監督についても、「冷静に判断した西野監督って、大したもんだね」(矢作)、「あの人はやっぱ凄い、全部を変えたよ」(小木)とそれぞれ絶賛し、「やっぱり俺たちはまだまだ。プロの監督にはなれないな」とプロの凄さを改めて実感した様子だった。