テレビ東京が、6月18日週(18~24日)のゴールデンタイム週平均視聴率で、フジテレビを上回ったことが25日、分かった。これまで、テレ東が『世界卓球』を中継する期間で上回ることはあったが、サッカーワールドカップ期間の中で、特番攻勢が奏功した。
18日週のゴールデン(19~22時)の平均視聴率は、テレ東が7.7%で、フジの7.6%を0.1ポイント上回った。
同週のテレ東は、『世界ナゼそこに?日本人スペシャル』(18日21:00~22:48)が8.3%、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!スペシャル』(22日21:00~22:48)が8.4%、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?スペシャル』(23日19:00~20:54)が9.3%、『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(24日19:54~21:54)が9.9%と、レギュラーバラエティの特番が軒並み好数字で、通常編成の『出没!アド街ック天国』(23日21:00~21:54)も11.4%をマークした。
これにより、18日週の同局ゴールデン週平均視聴率は、前週(11~17日)の6.5%から1.2ポイント上昇。これまで、『世界卓球』を中継する期間(18年4月30日~5月6日=7.7%、17年5月29日~6月4日=8.6%)でフジやテレビ朝日を上回って民放4位・3位に浮上することはあったが、それ以外の期間では異例のことだ。
同週のテレ東ゴールデンタイムで、サッカーW杯の中継はなく、レギュラー番組の拡大版が数字をけん引したことは、同局にとって大きな自信となりそうだ。
視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。