マンションマーケットは6月19日、東京都港区30エリアの資産性が高いエリアランキングを発表した。マンション相場情報サイト「マンションマーケット」に掲載されている中古分譲マンションのデータ用いて、 港区の30エリアを対象に各エリアを所在とするマンションの平均平米単価を算出。 2017年と2018年の価格を比較し、上昇率が高い順にランキングを作成したもの。

  • 「資産性が高いエリアランキングTOP10」

    「資産性が高いエリアランキングTOP10」

その結果、1位「西麻布」(上昇率4.48%)、2位「南青山」(同4.09%)、3位「高輪」(同3.93%)、4位「浜松町」(同3.82%)、5位「西新橋」(3.58%)となった。

西麻布や南青山といった、港区でも人気のあるエリアが上位にランクイン。「2017年4月時点でもマンション価格は高水準だったにも関わらず、そこから更に4%以上の上昇を見せているのは、非常に高い上昇率と言えます。そもそも土地以外の不動産は、築年数が経過するほど価値が下がるのが一般的です。そのため、第10位の芝エリアでさえ約2.7%上昇というのは、驚くべき結果と言えます」と同社。

また、浜松町と西新橋がほかの人気エリアを抜いてトップ10入りした理由を「再開発」と「利便性」と分析。「この2つの要素は不動産価格に大きな影響を与え、特に再開発に関しては長い期間その恩恵をもたらすほどの要素です」とコメントしている。