ボートレース桐生はこのほど、「乳がん検診意識調査」の結果を明らかにした。同調査は5月25日~28日、20代~50代の女性400人を対象にインターネットで実施したもの。

  • あなたは「乳がん」について関心がありますか

    あなたは「乳がん」について関心がありますか

乳がんについて関心があるか尋ねたところ、81.3%が「ある」と回答した。年代別にみると、20代は77.0%、30代は74.0%、40代は84.0%、50代は90.0%が関心があると回答しており、40代・50代になるとより関心が高まることがわかった。

医療機関での「乳がん検診」をしたことがあるか聞くと、51.5%が「ない」と答えた。20代は87.0%が、乳がんリスクの高まる30代でも60.0%が受診したことがないと答えている。乳がんへの関心は高いが、検診率は低いことが明らかになった。

  • あなたは医療機関での「乳がん検診」したことがありますか

    あなたは医療機関での「乳がん検診」したことがありますか

乳がんについての関心を持ったきっかけについて尋ねると、全体で50%以上が「著名人の公表」と答えた。「自身の年齢から」という理由は、20代は27.3%だったが、30代以降は各年代とも50%以上に増えている。

  • 「乳がん」についての関心を持ったきっかけ

    「乳がん」についての関心を持ったきっかけ

自身で行う「乳がんのセルフチェック」のやり方を知っているか聞いたところ、35.7%が「やり方を知っている」と答えた。しかし、53.3%が「聞いたことはあるが、やり方がわからない」、11.0%が「聞いたことがない」と答えており、合わせると64.3%がセルフチェックの方法を知らないことがわかった。

  • 自身で行う「乳がんのセルフチェック」のやり方を知っていますか

    自身で行う「乳がんのセルフチェック」のやり方を知っていますか

「やり方を知っている」と回答した人に乳がんセルフチェックの実施頻度を尋ねると、54.5%が「何度か行ったことがある」、24.5%が「定期的に行っている」と答えた。やり方を知っているものの、実践したことがない人は13.3%だった。

  • 乳がんセルフチェックの実施頻度

    乳がんセルフチェックの実施頻度

これまでに受診したことのある「乳がん検診」の検査方法について聞くと、「マンモグラフィ」が最も多く、20代では53.8%、30代では80.0%、40代では96.6%、50代では93.9%だった。

  • これまでに受診したことのある「乳がん検診」の検査方法

    これまでに受診したことのある「乳がん検診」の検査方法