GfKジャパンはこのほど、全国のドライバー約1万3,000人に対し、乗用車用サンシェードなどの日よけ用品に関するインターネット調査を実施し、その結果を発表した。

  • フロントガラス用サンシェードの保有率は全体の約半数に

約1万3,000人の対象者の中で、フロントガラス用サンシェードの保有率は全体の51%となり、年代、性別による大きな差異は見られなかった。しかし、その購入経路には男女間で違いが現れるという結果に。男性は「カー用品店」が48%、「ホームセンター」が24%であったのに対し、女性は「カー用品店」が35%と男性より低い割合になった。一方、「100円/300円均一ショップ」が14%、「ディスカウントストア」が7%とそれぞれ男性よりも高く、カー用品以外の物品とあわせて購入されることも少なくないと考えられる。

  • フロントガラス用サンシェード購入経路

サンシェード購入のきっかけとしては、「車内が暑いと感じたから」が52%と最も高く、購入時に重視する点で最も多かったのは「値段(44%)」という結果が得られた。また、2,000円以上の高単価なサンシェードを購入した消費者のうち、そのきっかけが「車を購入したこと」である人の割合が28%に達したことから、自動車購入直後にはより高機能な製品や、よりマイカーに合った製品を購入したくなるという消費者心理が読み取れる。

購入時に重視した点を男女別に見てみると、女性は「コンパクトに折りたためること」「装着用のベルト・吸盤などがついていること」といった機能面に重きを置いていることがわかる。加えて、「デザイン(特定のキャラクター・シリーズの絵柄を含む)」と回答した女性は21%で、男性より14%高い割合に。男性は、「無地であること」や「素材」を重視するという回答が女性よりも多く見受けられた。

  • 乗用車用の日よけ用品保有率(複数回答)

続いて、フロントガラス用サンシェード以外の日よけ用品保有状況を調査。その結果、最も多く挙げられたのは「運転用サングラス」で49%、次いで「車用ウィンドーフィルム」が17%、「サイドガラス用サンシェード」が15%、「ハンドルカバー」が14%となった。