JR東日本新潟支社は29日、2016年8月から進めてきた羽越本線中条駅の橋上駅舎化工事が間もなく完了し、7月21日始発から新駅舎での営業を開始すると発表した。
新駅舎は所在地である胎内市にゆかりの深い女武者「板額御前」を東口壁面のモチーフに取り入れるなど、地元の伝統・歴史・文化を表現したデザインに。自由通路階段吹抜け部の柱は胎内市名産のチューリップモチーフとし、同市の豊かな自然を表現した。バリアフリー設備として、各ホームと自由通路東西口にエレベーターを1基ずつ、計4基備えるほか、多機能トイレや触知案内図なども設置する。
営業開始当日は、胎内市とJR東日本による開業セレモニーを実施する予定。自由通路も同日から使用開始する。橋上駅開業・自由通路使用開始後も、胎内市による西口駅前広場整備を継続し、2019年春の完成をめざす。