楽天グループの結婚相手紹介サービス「オーネット」が運営する中高年向けパートナー探しサービス「スーペリア」はこのほど、50歳~69歳の独身男女420名を対象に「中高年の恋愛・結婚に関する意識調査」を実施した。その結果、調査対象全体の54.4%が「未婚」で結婚経験なし、約5割の中高年がパートナーを望んでいるということがわかった。

  • あなたの婚姻歴はどれにあたりますか

最初に「あなたの婚姻歴はどれにあたりますか?」と質問をしたところ、54.4%が「未婚」、35.8%が「離別」、7.8%が「死別」という結果だった。男性の61.0%が未婚の独身、女性の47.4%が未婚の独身ということになる。

  • 現在あなたは異性のパートナーがいますか

「現在あなたは異性のパートナーがいますか?」と質問したところ、16.6%が「パートナーがいる」と回答し、男性は15.1%、女性は18.2%だった。また、33.8%は「現在いないがパートナーがほしい」と回答しており、男性が43.9%、女性は22.9%という回答から男性の方が女性の2倍近く「パートナーが欲しい」と思っていることがわかった。 反対に、全体で45.6%は「パートナーは欲しくない」と回答し、男性が年代別に25.0%〜46.9%となった反面、女性は年代別に47.5%~67.3%という結果で、男性よりも女性の方が「パートナーは欲しくない」と思っている。

特に女性の65歳以上の年代では67.3%と約7割が「パートナーは欲しくない」と回答し、同年代男性は「パートナーが欲しい」と36.7%が回答していることから、男女で隔たりがあるようだ。

  • パートナーとの関係は(パートナーがいる人)

次にパートナーがいると回答した人に、その関係を質問したところ、45.2%が「恋人」、35.5%が「通い婚」、9.7%が「事実婚」という結果で全体の10人に1人は「事実婚」だった。中高年のパートナー関係は法的な「結婚」に拘らすに趣味や週末を一緒に楽しく過ごす関係が好まれる傾向にあるようだ。

  • パートナーと望む関係は何ですか

「パートナーと望む関係はどういう関係ですか?」と質問したところ、全体の32.1%が「法的な結婚」で男性は35.6%、女性は25.0%という結果で、男性の方が法的な結婚を望む傾向にある。「事実婚」が20.1%、「通い婚」が20.9%、「恋人」が20.9%という数字は、「法的な結婚」32.1%に対して、約6割は法的な結婚でないパートナーとの関係を望んでいることがわかった。