チューリッヒ生命は5月16日、「2018年ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査」の結果を発表した。調査は4月20日~23日、20歳~59歳の有職者1,000人を対象にインターネットで行われた。

7割以上がストレスを感じている

  • 「あなたは、勤め先でどの程度ストレスを感じているかお答えください」

    「あなたは、勤め先でどの程度ストレスを感じているかお答えください」

勤め先でどの程度ストレスを感じているか聞いたところ、「非常にストレスを感じている」「ややストレスを感じている」を合わせると、男性は71.6%、女性では75.2%と、7割以上が日々ストレスを感じていることがわかった。年代別で見ると、男性は40代、女性では20代が、その他の年代に比べてストレスを感じている人が多い傾向にあった。

「ストレスは感じていない」と回答した人以外に原因になっていると感じることを聞くと、1位上司との人間関係(38.9%)、2位同僚との人間関係(29.0%)、3位仕事の内容(27.2%)、4位仕事の量が多い(26.8%)、5位給与や福利厚生などの待遇面(25.6%)となった。

  • 「あなたの勤め先で、ストレスの原因になっていると感じることをお答えください」

    「あなたの勤め先で、ストレスの原因になっていると感じることをお答えください」

楽しく出社できる職場1位は「給与が高い」

どのような職場であれば毎日楽しみをもって出社できるか聞いたところ、1位給与が高い(49.9%)、2位仕事にやりがいがある(45.8%)、3位会社の居心地が良い(43.8%)、4位素敵な仲間がいる(37.6%)、5位福利厚生が充実している(32.1%)が選ばれた。

  • 「あなたは、どのような職場であれば、毎日楽しみをもって出社できるかお答えください」

    「あなたは、どのような職場であれば、毎日楽しみをもって出社できるかお答えください」

独自のストレス発散方法を聞くと、1位美味しい物を食べる(48.4%)、2位身体を動かす(34.3%)、3位睡眠・休息をとる(33.4%)、4位趣味に没頭する(30.9%)、5位お酒を飲む(21.9%)という結果に。仕事のストレスの話を聞いてほしいと思う有名人には、タモリ、水卜麻美、マツコ・デラックスらが選ばれた。

これまでに五月病になったことがあるか聞いたところ、男性は21.6%、女性では25.0%が「ある」と回答しました。性年代別で比較をすると、最も多く五月病になったことがあると回答した年代は、男性は30代、女性では20代となった。特に女性の20代は39.2%と、約4割が五月病を経験していた。五月病になったと思われる原因を聞くと、1位入社(37.3%)、2位人間関係の変化(31.3%)、3位転職(24.9%)となった。

  • 「五月病になったと思われる原因をすべて教えてください」

    「五月病になったと思われる原因をすべて教えてください」