女優の吉田羊が、きょう8日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)の密着取材を受ける。

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    『セブンルール』の密着取材を受ける吉田羊=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公である吉田は、大ブレイクを果たすまで、長い年月を要した。

福岡県久留米市で五人兄妹の末っ子として生まれ育ったが。優秀な兄や姉に比べて、子供時代は「スポーツができたわけでもないし、勉強ができたわけでもないし、中の下だった」といい、「褒められることへの渇望がすごかった」という。

その後、東京の大学に進学し、たまたま見掛けた舞台役者の募集広告に応募して小劇場の世界へ。ここでようやく褒められることを見付けたかに思えたが、理想とは裏腹に、観客から自分の芝居について褒められることはなかった。その悔しさをバネに舞台に立ち続けるうちに10年が経過し、映像作品にも進出してさまざまな脇役を演じながら芝居を続ると、2014年にドラマ『HERO』(フジ)に抜てき。一躍脚光を浴び、瞬く間に主演女優に駆け上った。

小劇場から20年演じ続け、異例の大ブレイクを果たした吉田たが、今でも「自分には何もない」「得意分野なんか1個もない」「お芝居やってて本当に下手だと思う」と控えめな発言を連発。密着カメラは、そんな彼女が仕事現場で見せるスタッフたちへのさり気ない気配りやプライベートでの買い物の様子など、リアルな裏側を映し出していく。

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スタジオでは、小劇場の演出家出身の作家・本谷有希子が「『HERO』に抜てきされた時は小劇場界がザワザワした」と当時の実体験を披露し、「小劇場の世界から今の地位に昇りつめたのはすごい」とリアルな感想を語る。舞台出演の経験がある芸人・若林正恭は「お笑いはウケるか?スベるか?でわかりやすいけど…」と芝居の難しさを告白。一方、俳優・青木崇高は「演技に正解はないけど、不正解はありそう」と自らの演技論で笑いを誘い、YOUは「仮面ライダーばっかり溜まってきてる」と昨今のイケメン俳優ブームに警鐘を鳴らす。

さらに、職場で仕事仲間に気配りしてプレゼントをしているか?という話題では、悲喜こもごもの思い出が。果たして、本谷が舞台の千秋楽で一度やってみたものの「二度とやらない」と心に決めた理由や、若林が今年のホワイトデーで、39歳にして初めて学んだという"相手を思いやる気持ち"が明かされる。

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