プルークスはこのほど、「新卒採用動画の必要性に関する就活生アンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2018年3月9日~4月6日、調査対象は就職活動を行っている・終了した学生、有効回答は332人。

採用動画、5割が視聴経験あり

採用動画の視聴経験について聞くと、50.6%が「ある」と回答。視聴経験のある就活生(168人)のうち、最も視聴が多かった場面は「会社説明会」(129人)、次は「会社HP」(109人)となった。

動画視聴が志望度に及ぼす影響度合いを調べると、動画を見ることで「志望度が大きく上がった・上がった」と答えた割合は76.2%。動画の中で印象に残っているコンテンツは、「社員インタビュー」(87人)が最多、次いで「会社紹介」(69人)、「事業内容説明」(53人)と続いた。

一方、「説明会の待ち時間で場つなぎ程度に流れていた、社員だけが盛り上がるような動画は志望度が下がる」といった意見もみられた。

  • 志望度はどう変化しましたか?

選考中に動画があった方がいいと「思う・とても思う」と答えた就活生は92.2%。理由としては、「短時間でその会社の事業やサービスを知ることができるため」「地方だと会社説明会へのアクセスが難しいがWeb上で情報を仕入れることができるから」などの声が寄せられた。

ふだん動画視聴に利用する端末を聞くと、「スマートフォン」が圧倒的に多く81.9%に上った。同調査は「企業のSNSアカウントや採用HP用の動画を制作する際は、スマートフォンで視聴することを前提に動画を制作する必要があると言える」と指摘している。