モデルでタレントの滝沢カレンが、3日に放送されたテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金曜12:00~)に初登場。大好きだった祖母の話題で、感極まって涙した。

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滝沢カレン

黒柳徹子に「日本語がおかわいらしい」と紹介されて登場した滝沢。黒柳にウクライナ人と日本人の母のハーフであることを聞かれると、「生まれてからずっと日本ですし、ウクライナに別にどうも思ってるわけじゃない」と早速"滝沢節"が飛び出し、「フフフ、どうも思ってないと…」と黒柳を笑わせた。

まだ自分が母親のおなかの中にいるときに両親が離婚し、父親を知らない滝沢は、祖父が父親代わりだったそうで、「目を見れば500円くれるような男だった」とその優しさを振り返った。

そんな滝沢は、『徹子の部屋』の大ファンだったそうで、「こんなところで言う話でもないんですけど、小学生からおばあちゃんと見てたんです」と紹介。その祖母は3年前に亡くなってしまったが、「全てをやりきってあそこまで生きたっていう女はいないので、なかなか(死を)引き止めるわけにはいかないので。自然なので」と受け入れたようだ。

その祖父母は俳句を嗜んでいたそうで、「私もそのつながりで俳句仲間になった」という滝沢は、『徹子の部屋』に出演した感想で一句披露。「徹子さん 思っていたのと 全く同じ」と詠み上げ、その理由について「すごく想像を膨らませて今日来てしまったので、自分の思ってた通りの人で良かったなと思いました」と明かした。

この日の滝沢は「どっかの石を拾ってきたやつを入れたんだと思う」という祖母の形見の指輪を身に着け、他にも「おばあちゃんの夫がタイに旅行に行ったときに(買った)、初めてのおばあちゃんへのお土産」というペンダント、「ただ残ってたので、私が何かあればということで」と引き取った祖母の遺品の指輪を持参。その指輪を見た黒柳が「おばあ様がこれをもらったときにとってもうれしいっていう気持ちがあったとしたら、なんて素敵だなと思いますよね。おじい様からおもらいになったものだと思う?」と尋ねるも、滝沢は「あっ違うと思います。これはただ買ってきたものだと思います」とバッサリだった。

しかし、その指輪を、祖母がファンだった黒柳が身につけると、滝沢は「ちょっと泣いちゃいそう…。ごめんなさい、感極まっちゃいました」と涙。黒柳は「そんな風に泣くほど、おばあ様が好きだった方がいらっしゃったのは、(おばあ様にとって)幸せなことですよね?」と問いかけたが、滝沢は「どういう意味ですか?」と、すぐに理解できなかったようだ。

小学校時代、高身長だったことがコンプレックスだったという滝沢は、当時周囲から「ダース・ベイダー」と呼ばれていたことを紹介。黒柳がその存在を知らない様子を見せると、「ダース・ベイダーっていう外国の生き物がいるんですけど、私もその時は知らなかったんです。調べたら真っ黒の生き物みたいなやつだったんで、それに似てるって言われてその時は嫌だったんですけど、今思えばいいこと言われたと思って、ラッキーです」と心境の変化を明かした。

特技の四字熟語あだ名で、黒柳を「早口国宝」と称している滝沢は、その理由を本人から問われると、「申し訳ないくらいやっぱり早口なので、そういうことをずっと私は小っちゃいながらも『徹子の部屋』さんを見ていて、この方すごい早口だなと思いながら、でも全部を巻き込む力強さとか国宝並みで、普通の早口とは違うというのを分からせたかったので」と説明。番組のエンディングで、黒柳に「四字熟語で」と心境を振られると「最高最高」と笑顔を見せていた。