SUBARUは27日、「WRX STI」と「WRX S4」の改良モデルを6月7日に発売すると発表した。両車は、圧倒的な走行性能と4ドアセダンの実用性を兼ね備えた個性的なスポーツセダンであり、「WRX STI」はMTのみを設定するスポーツ走行に特化した仕様、「WRX S4」は運転支援システム「アイサイト」を搭載して先進安全性能も両立したモデルとなっている。

  • 「WRX STI Type S」

  • 「WRX S4 2.0GT-S EyeSight」

今回の改良では、「WRX S4」に搭載するアイサイトのプリクラッシュブレーキ制御を改良。アイサイトの認識対象が、車両と同一方向に進行する歩行者や自転車であった場合に、減速制御の作動タイミングを早期化することで衝突回避の可能性を向上させた。また、低速走行中に、前方に障害物がある状態で誤ってアクセルを踏み込んだと判断した場合には、プリクラッシュブレーキを作動させることで衝突回避をアシストする。

「WRX STI」には、メーカーオプションで新たにサンルーフを設定。ドライブ中の爽快感を高め、より走りを愉しめる仕様とした。

価格は、「WRX STI」が386万6,400円、「WRX STI Type S」が406万800円、「WRX S4 2.0GT EyeSigh」が336万9,600円、「WRX S4 2.0GT-S EyeSight」が373万6,800円(価格はすべて税込)。