休暇をとっての旅行や出張の際、職場へのお土産として何を買うか悩む人も多いのではないだろうか。気持ちの問題とはいえ、あまり安すぎるのも失礼? でもあまりお金をかけるのも……。そこで今回は、会社員500名に職場へのお土産について聞いてみた。

Q.職場へのお土産代はいくらほど使いますか?

「0円(職場にお土産は買わない)」 24.4%
「~500円」 2.6%
「~1,000円」 21.2%
「~1,500円」 19.4%
「~2,000円」 13.8%
「~2,500円」 4.4%
「~3,000円」 10.0%
「~3,500円」 0.6%
「~4,000円」 0.6%
「~4,500円」 0.2%
「~5,000円」 1.0%
「それ以上」 1.8%

Q.どのようなお土産を買いますか? それを選ぶ理由とあわせて教えてください

■「お菓子全般」

  • 「お茶のお供のお菓子として。お互い気を遣わない程度だから」(40歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
  • 「みんなで食べられるようなお菓子を買うことが多い。その方がみんなに喜ばれる」(41歳男性/フードビジネス/営業関連)
  • 「みんなに平等に配れるよう、お菓子を買う」(47歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
  • 「お菓子。なるべく賞味期限が長く、好き嫌いがなさそうなもの」(41歳男性/物流・倉庫/その他・専業主婦等)
  • 「お菓子。部署全員に配ることができ、また気軽に渡すことができ、休憩時間などに食べてもらうことができるから」(54歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)

■「お菓子(洋菓子)」

  • 「クッキーやマーマレードなど、数が詰まったものを買う。購入金額を抑えるため」(36歳女性/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)
  • 「チョコ。小分けにされているもの。土産にしやすいので」(44歳男性/生命保険・損害保険/営業関連)

■「お菓子(和菓子)」

  • 「おまんじゅうが無難でいいかなと思います」(42歳男性/専門店/販売・サービス関連)
  • 「まんじゅうなどのお菓子。人数分を買うのに手間がかからない」(55歳女性/輸送用機器/メカトロ関連技術職)

■「個別包装されているもの」

  • 「小袋に入って配りやすいものにしている」(54歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/ IT関連技術職)
  • 「個別に包装されたお菓子。みんなが手を伸ばせるように」(47歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
  • 「1個、1個袋詰めになっているもの。つまみやすいように」(47歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
  • 「個包装の食べもの。大きな袋を開けても、すぐに全員が食べれないことがあるから」(38歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
  • 「個包装になったお菓子。みんなが食べやすいし、配りやすいから」(37歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■「日持ちするもの」

  • 「日持ちして、小分けになっているもの」(31歳男性/輸送用機器/技能工・運輸・設備関連)
  • 「日持ちする銘菓などを買いますね」(35歳女性/教育/専門サービス関連)
  • 「なるべく日持ちのするもの。王道なものが多いかも!! すぐ渡せない場合もありますし……なるべく好き嫌いが分かれないようなものを選ぶようにする」(46歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

■「ご当地のもの」

  • 「訪れた土地で有名なお菓子。食べる物がいちばん喜んでもらえるので」(48歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
  • 「ご当地名物のお菓子系で、自分が食べてみたいと思う、おいしそうなものを選んでいます。常温保存で日持ちが1週間以上で、できれば個包装の方が配りやすくて、好きな時に食られるのでいいかなと思っています」(51歳女性/サービス/その他・専業主婦等)
  • 「その土地の名産品を選ぶ、理由としては、そこだけのものだから」(57歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/営業関連)
  • 「旅行先の名前が記載されているクッキーなど。会話がはずむ」(34歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
  • 「その土地の有名な和菓子や洋菓子を選んで購入するようにしています。お菓子はなるべく生菓子は避けるようにして、クッキーやせんべいを頼んでいます。そのほかには、飴などの甘いお菓子を中心に購入するように心がけています」(50歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

■「価格の安い物」

  • 「安くてたくさん入っているもの。なるべく安く済ませるため」(36歳男性/ホームセンター/専門サービス関連)
  • 「値段が安くて量が多い。義理で買うので、お金を極力使いたくない」(36歳男性/その他メーカー/専門サービス関連)

■「個数の多い物」

  • 「まんじゅうのような数量の多い物。公平に分けられるから」(45歳男性/化粧品・医薬品/技能工・運輸・設備関連)
  • 「数が多いお菓子。分けやすいので」(61歳男性/その他電気・電子関連/事務・企画・経営関連)

■「お世話になっている/親しい人のみ」

  • 「仲のいいひとに」(29歳女性/ゲーム関連/販売・サービス関連)
  • 「お世話になった人ごとに、ご当地の酒類、麺類、お菓子類」(49歳女性/専門店/販売・サービス関連)

■「その他」

  • 「少し工夫や驚きを感じさせるチョイスをしています。話のネタにしたいので」(42歳男性/サービス/専門サービス関連)
  • 「食べやすい大きさで、手が汚れないもの」(51歳男性/ソフトウェア・情報処理/ IT関連技術職)
  • 「仕事の合間に食べられて、あまり重くならないもの」(52歳男性/広告・出版・印刷/技能工・運輸・設備関連)
  • 「好き嫌いがなさそうな、無難な味のもの」(27歳女性/ガラス・化学・石油/その他技術職)
  • 「直感で!」(48歳男性/公益・特殊・独立行政法人/その他技術職)

■総評

調査の結果、「職場へのお土産代はいくらほど使いますか?」との問いへの回答は、24.4%を集めた「0円(職場にお土産は買わない)」が最多となった。以下、「~1,000円」(21.2%)、「~1,500円」(19.4%)、「~2,000円」(13.8%)、「~3,000円」(10.0%)などが上位となっている

どのようなお土産を買うか、それを選ぶ理由とあわせて聞いたところ、和菓子や洋菓子などの種類、小包装や箱入りなどの形態、価格、日持ちがするか否かなど、回答はきわめて多様なものとなった。それぞれ回答の仕方や方向性が異なるため傾向を詳細に分析することは難しいが、全般にお菓子、特に「小包装のお菓子」や「お菓子の詰め合わせ」を選ぶ人が多い印象だ。

今回の調査で印象的だったのは、お土産代が「0円(職場にお土産は買わない)」という回答が非常に多かったこと。"なんとなく"の習慣や義務感でお土産を購入している人は、「もう、お土産は買いません」宣言をしてみてもいいのではないだろうか。ただし、職場の反応はやや怖いところではあるが……。

調査時期: 2018年4月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません