きょう5日に放送される中村アン主演『ラブリラン』(読売テレビ・日本テレビ系)を皮切りに、春の連続ドラマが続々とスタートするが、放送開始前の段階で、視聴者はどのドラマを見たいと思っているのか。マイナビニュース会員4,743人に、春の民放連続ドラマの中で「最も期待する作品」をアンケート調査したところ、松重豊主演の『孤独のグルメ Season7』(テレビ東京系)が、断トツの1位となった。

2018春ドラマ期待度ランキング

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    マイナビニュース調べ。対象は4月クールの民放連続ドラマのうち、関東地区で20~24時台に放送される30分以上の枠の作品。

個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎(松重)が、商用で訪れた街で出会ったグルメを紹介する『孤独のグルメ』は、連ドラとしては1年ぶりの復活。Season7と長期間にわたる人気シリーズに成長したが、同局の深夜ドラマがここまでシリーズとして続くのは「極めて異例なこと」だという。

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『孤独のグルメ Season7』(C)テレビ東京

それだけに、得票数は2位に2倍以上の差をつける圧倒ぶり。期待の理由を見ると「松重が好きで、season1から欠かさず見てるから」(46歳男性)、「松重さんの安定した食べっぷりを見て癒されたいので」(42歳男性)、「なんとなくいつも見ています。テンションの上がらない顔で美味しそうなご飯をがっつくのが大好き」(38歳女性)と、多くのファンが待望していたことが伺える。投票者の8割弱が男性というのも特徴的だ。

2位は、TOKIOの松岡昌宏が主演する『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)。こちらも1年半ぶりに復活する続編で、「前作を見ていて面白かったので今回も面白そうと期待しています」(40歳女性)、「主演の彼(彼女?)の過去がさらに明らかにされるのか知りたい。女装の不気味さの進化具合も気になるところ」(46歳男性)と、再び見られるのを楽しみにする声に加え、「前作は見たことがなかったが、いい評判を聞くので今回は見てみたい」(30歳女性)と、未視聴ながら期待する意見も見られた。ジャニーズアイドルが主演ながら、投票者の6割が男性というのも興味深い。

3位は、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。「二宮和也さんが好きだから期待します」(55歳女性)というファンの支持に加え、「この枠はいつも高視聴率だし面白い作品が多かったから」(24歳男性)など、『陸王』『99.9』と2クール連続で最終回視聴率20%超を記録したTBSの看板枠「日曜劇場」のブランドから期待する声も多く見られた。

4位はこちらもシリーズ作品の内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長 season3』(テレビ朝日系)。「前作からのファンなので」(54歳男性)という作品ファンのほか、「安達祐実と内藤剛志が共演するから』(40歳男性)と、大ヒットドラマ『家なき子』以来23年ぶりの連ドラ共演となる2人への注目も目立った。

そして、5位に長澤まさみ主演『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)がランクイン。視聴率で苦戦の続くフジの看板枠"月9"だが、「長澤まさみのファンだからです」(40歳男性)という意見に加え、「『リーガルハイ』『デート』等の古沢良太さん脚本というだけでも期待大」(57歳女性)と、脚本家のファンも集まっている。

●調査概要
調査期間: 2018年3月22日~30日
調査対象: マイナビニュース会員
有効回答数: 4,743人
調査方法: インターネットログイン式アンケート