たけし軍団のダンカンが4日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月～金8:00～10:25)にVTR出演し、たけしの独立騒動について語った。
ダンカン
ダンカンは1日に「たけし軍団一同」として声明文を発表し、所属するオフィス北野の森昌行社長の経営に違法行為や裏切り行為があったと告白。森社長がいつの間にかオフィス北野の筆頭株主になっていたこと、会社の役員報酬の金額がたけしにとっては容認できない水準になっていたことなどを明かした。
番組では、社員の高額報酬について「上のほうの一部の人間がタレントにしたら信じられないような、『俺の10倍もらっているじゃない?』って俺の仲間でそういう風に言う人間もいるくらいの金額だった。数字的なものは個人情報になるので出しにくいけど驚くほど」と話し、「普通はタレントよりは低いものですよ。それが一部のタレントの10倍近いとか、それはちょっとあり得ない数字でした」と驚くほどの高額だったという。
また、森社長について「(会社設立当時)みんなで話し合って、何人か候補がいたんですけど、その中で一番信用できる、気持ちが通じている森さんがいいんじゃないかっていうことでみんな同じ意見でした。森さんだったら任せられるって」と会社設立当時を振り返り、「その人に今回裏切られたというショックは計り知れないくらい大きかった」と吐露。
そして、「つかみどころがだんだんなくなってきちゃった。若い頃はバラエティでこんな番組作りたいという夢を朝まで語りながら、本当に仲間でしたよね。チームだったはずなのに、だんだん森さんが考えていることが我々もわからなくなったし、距離ができてしまった」と残念がり、「お金のことはともかくとして、謝ってくれて、もう一回ゼロからやりましょうかって言ってくれたら、それが一番いいのかなと思いますけど」と謝罪を求めた。
