女優の上戸彩が3日、都内で行われた劇場版アニメ『名探偵コナン ゼロの執行人』(4月13日公開)の完成披露舞台あいさつに、レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹、ゲスト声優の博多大吉、原作者の青山剛昌氏とともに登壇した。

  • 前列左より、青山剛昌氏、上戸彩、コナン、博多大吉、後列左より、小山力也、山崎和佳奈、高山みなみ、古谷徹

シリーズ22作目となる同作は、東京サミットの会場を狙った大規模爆破事件を発端に、探偵であるコナンと公安警察が真っ向勝負するストーリー。今回、12年ぶりにコナンに携わったという上戸は「また私に声を掛けてくださったスタッフの皆さんに心から感謝すると同時に、ある1人の男の子に自慢したくて。友だちの子どもなんですけど、その子どもが今日、見に来てくれているので、今日という日来てもらって見てもらえることをすごく嬉しく思います」とうれしそうに語った。

また、ともにゲスト声優として出演した大吉の改めて知った一面を尋ねられた上戸は「宣伝でご一緒させていただいたんですけど、(大吉が)インプラントの治療をされていて、奥歯がずっと抜けていたんです」と秘密を暴露して笑いを誘い、「それでも大きな口を開けて『コナン見てね』って言っている大吉さんが、すごく清々しいなって思っていました」とニッコリ。これに大吉は「上戸さんが言わなかったらお墓まで持っていこうと思ったんですけど…」と苦笑しつつも、「今回の映画、僕が奥歯2本ないです。奥歯が2本ない状態でやらせていただきました」と認めて会場を沸かせ、上戸から奥歯の現状について追及されると「今は2本の仮歯が入っています。明後日インプラントが入ります」とコメントし、キャストの面々から「おめでとうございます」と声を浴びていた。

さらにイベントでは、病気療養と充電のため『週刊少年サンデー』の連載を昨年12月から休載し、今月11日発売の同誌20号から連載を再開することを発表した青山氏がサプライズで登場すると、会場にはこの日1番の黄色い声援が響き、青山氏は「見ての通り元気です。連載も再開しました。心配はゼロです」と復活をアピール。上戸から「復帰おめでとうございます。おかえりなさいませ。コナンはたくさんの人に愛されているなあって今日もつくづく感じました。ぜひ皆さんに感動を届けてください」とメッセージが送られると、上戸のファンだという青山氏は「わかりました…」と照れくさそうに答えた。