大分県と大分大学とジェットスター・ジャパンは4月3日、地方自治体・大学・国内LCCによる初の産学官連携協定により、大分大学経済学部において講座を開講することを発表した。大分大学経済学部の学生を対象とした、「産学官連携による地域課題解決演習(科目名: 実践経営分析論I・II)」を開講する。開講時期は年度ごとに決定し、2018年度は後学期に実施する。

  • 大分大学経済学部の学生を対象とした、「産学官連携による地域課題解決演習(科目名: 実践経営分析論I・II)」を開講

    大分大学経済学部の学生を対象とした、「産学官連携による地域課題解決演習(科目名: 実践経営分析論I・II)」を開講

大分県とジェットスター・ジャパンでは、大分県の観光振興および地域の活性化を図ることを目的として、2017年7月に締結した連携協定に基づき、観光振興や地域活性化の具体的な取り組みを検討してきた。その中で、LCCを活用した「個人旅行者および若年層旅行者の大分空港利用促進」および「大分県の観光振興」について、正に若年層である学生自身が考え取り組むことを狙い、大分大学経済学部の協力を得て、授業を開講することになった。

大分=成田線は、ジェットスター・ジャパンが初めて就航した地方路線として2013年3月 31日に開設され、以来、大分県とジェットスター・ジャパンは共に先駆者としてLCCの低運賃を生かした旅行者の増加など、地域の活性化に取り組んできた。2017年7月、国内LCCとして初めての地方自治体との包括連携協定を大分県と締結。就航6年目を迎え、引き続き相互の連携により、観光振興やUIJターンを推進していく。