東京イセアクリニックはこのほど、「自分/他人が老けたと感じる顔の部分・悩み」に関するアンケート結果を明らかにした。同調査は2月26日~28日、全国の20~60代女性455名を対象にインターネットで実施したもの。
他人の顔で老いを感じる部分について尋ねたところ、最も多い回答は「目元」(69.2%)だった。2位は「ほうれい線」(67.9%)、3位は「口元」(40.2%)となっている。中でも「口元」や「首」は、年齢が高くなるほど増加している。
自分の顔で老いを感じる部分について聞くと、「目元」(56.7%)が最も多く、「ほうれい線」(53.2%)、「輪郭」(28.6%)が続いた。「首」を気にする女性は年齢が高くなるほど増え、20代と60代の差は32.4ポイントとなっている。
現在の「目元の悩み」を年代別に尋ねたところ、20代~40代で最も多かったのは「目の下のクマ」だった。50~60代になると、20~40代ではTOP3に入らなかった「目の下のたるみ」が1位にランクインした。
意識して行っている「目元のケア」について聞くと、55.8%が「とくに特別な目元ケアはしていない」と答えた。「目元専用のアイクリームや美容液を使用している」人は16.3%にとどまった。
東京イセアクリニックの総院長・吉種克之医師によると、他の部位と比べて目元は皮膚が薄いという。日ごろから保湿を心掛け、乾燥や日焼けに注意が必要とのこと。
「目元のマッサージや目周りの筋力トレーニングを行うのも効果的ですが、目のこすりすぎは厳禁です」と吉種医師。摩擦により色素沈着やシミ、たるみの原因になるため、目に負担をかけない正しい方法で行なうように心がけることが大事だという。