資生堂はこのほど、「肌のシミと思い出に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は2017年11月2日~6日、全国30~49歳の女性400名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 肌のシミをつくる原因となった過去の行動・経験について思い当たること

    肌のシミをつくる原因となった過去の行動・経験について思い当たること

肌のシミをつくる原因となった過去の行動・経験について思い当たることはあるか尋ねたところ、全員が「ある」と回答した。最も多い行動・経験は「強い日差しの下での旅行」(48.0%)で、「日光の下で子供と遊ぶ」(42.0%)、「夏の海で遊んだ」(38.0%)、「屋外でのスポーツ」(37.0%)が続いた。

具体的なエピソードについて聞くと、「東南アジアへ旅行した際、開放感のあまり1カ月ノーメイクで過ごした」(45歳)、「20代のとき、小麦色の肌に憧れて海で焼いていた」(39歳)、「中学、高校時代はテニスに明け暮れた。日焼け対策を怠っていた」(30歳)、「毎日日差しが照りつけるベランダで洗濯物を干している」(40歳)などの声が寄せられた。

シミの原因になった行動・思い出について、今現在どのように感じているか尋ねると、「シミがなければもっといい思い出だったと思う」という項目に対し、71.0%が「あてはまる」または「やや当てはまる」と回答した。

「いい思い出だったが、シミができてしまい後悔が残った」という項目についても、71.0%が「あてはまる」もしくは「やや当てはまる」と答えている。自分自身の行動や経験は後悔していないが、シミができたことだけは後悔している女性が多いことがわかった。

  • 肌のシミをつくる原因となった行動・経験についてどう思いますか

    肌のシミをつくる原因となった行動・経験についてどう思いますか

シミの原因になった思い出(強い日差しの下での旅行、日光の下で子供と遊ぶ、夏の海で遊んだ、屋外でのスポーツ、焼けた肌に憧れて自分から肌を焼いていた)ができたときのことについて、どのように感じているか聞くと、平均で89.6%が「充実していた」「やや充実していた」と回答した。

  • 肌のシミをつくる原因となった当時を振り返って、どう思いますか

    肌のシミをつくる原因となった当時を振り返って、どう思いますか

一方、現在の日常生活についてどのように感じているか尋ねたところ、「充実している・やや充実している」は合わせて63.0%で、シミのできる思い出ができたときの充実度より少なかった。同社では「シミのできる思い出は人生の充実の証しのひとつでもあるのでは」と分析している。

  • 現在の日常生活についてどのように感じますか

    現在の日常生活についてどのように感じますか