漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインによるトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.6』が3月31日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた。

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    (左から)能町みね子、久保ミツロウ、ヒャダイン

前回、「風邪と咽頭炎をこじらせてしまいまして…」ということで、隔離された場所から中継でつなぎ、モニター越しに出演するという異例の事態となった久保は、2カ月ぶりのお客さんの前でのトークにテンションが上がり、冒頭からアクセル全開。フィギュアスケート世界選手権で訪問したイタリア・ミラノは「今までで一番オシャレな男の人がいっぱいいて、気付いちゃいました。ジローラモはイケメンじゃない!」「地下鉄に乗ると、少なくとも2~3人は『ヒュ~!』って感じのイケメンがいるんです!」と力説した。

そんな中、3月で終了したフジテレビの長寿バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の話題に。『みなさん』の最終回で過去映像として流れた木梨憲武のCharaのものまねが、『久保みねヒャダ』でこれまで行われてきたChara独特の癖を忠実に再現しながら熱唱する「Chara選手権」の元祖だったことが判明したとヒャダインが報告すると、能町は「ちょっと悔しいですね」、久保は「オレたちは、とんねるずのただのフォロワーですわ」と感心しきりだった。

『みなさん』最終回のラストは、とんねるずの2人が「情けねえ」を歌ったが、久保も能町も「しびれました」と感想。歌詞の「この国を~滅ぼすなよ」を「バラエティを~滅ぼすなよ」に、「この国を~おちょくるなよ」を「フジテレビを~おちょくるなよ」に変えて歌ったことが話題となったが、能町は「歌詞を変えたのも良かったですけど、(石橋貴明の)表情が良かったですね」と語る。

久保は「『情けねえ』は(当時)高校生の私からすると、ちょっと泥臭すぎてあんまり受け付けなかったんだよね。でも時を経て今聴くと、尋常じゃなくしみるね」としみじみ語っていた。

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今回のイベントでは他にも、ヒャダインがドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS)でアンミカ演じる妻を持つ殺される社長役を熱演したことや、『のど自慢チャンピオン大会』(NHK)の出演時に号泣したことをイジって盛り上がる場面も。

最後に、4月からほぼ月1回ペースの60分枠で地上波放送が復活することが発表されると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。初回は、4月28日(深夜3:00~4:15)に75分SPで、この日のイベントの模様や、昼・夜公演の間に収録されたトークなどで構成される。

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