お笑いタレントの明石家さんまが、3月31日に5時間にわたって放送されたフジテレビ系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』の最終回『22年間の感謝をこめて最後はみんなで空高く舞い上がれスペシャル!!』に登場。伝統のフジテレビ"土曜8時"を「お前らの枠や!」と認めた。
番組のクライマックスでは、メンバーがそれぞれスピーチを行い、最後の岡村隆史が号泣して感動に包まれたところで、かつて土曜8時で放送されていた『オレたちひょうきん族』(1981~89年)のキャラクター「パーデンネン」の扮装をした、さんまがサプライズで登場。感謝で下げていた岡村の頭をはたき、「なに泣いとんねん!アホ!」とツッコミを入れた。
さんまは、『ひょうきん族』最後のADで、『めちゃイケ』総監督の片岡飛鳥氏たってのリクエストで、21時からスタンバイしていたそうだが、この時、時計の針は深夜1時に。4時間待ちという事態となったが、さんまは全員のスピーチを見ていたそうで、メンバーに次々とダメ出しを繰り出して、感動に包まれた空気を爆笑で一変させた。
そんな中で、さんまは「(岡村が)俺んとこに電話かけてきて『さんまさんに枠を返します』って訳の分からんこと言うて。俺ら(『ひょうきん族』は)8年しかやってないねん、おまえら22年もやってるんやろ? これお前らの枠や!」と、フジ伝統の枠を長年守りきった『めちゃイケ』メンバーたちを称えながら、すぐ岡村に「テレビで泣くなって言うたやろ!」と、あらためてダメ出ししていた。