BMWモトラッドは、3月23~25日まで開催されている「第45回東京モーターサイクルショー」にて、「F750GS」「F850GS」などの最新モデルを出展した。

  • フロント21インチおよび前後スポークホイールを装備した「F850GS」

オフロードから街乗りまで、新型モデルが続々!

3月16~18日まで開催されていた「大阪モーターサイクルショー」にて日本初公開となった「F750GS」と「F850GS」が、東京会場にも満を持して登場。先代モデルよりもさらに幅広い顧客をターゲットとして、約10年ぶりとなるフルモデルチェンジを遂げている。

  • 「F750GS」は、並列2気筒エンジンと車体を一新した。排気量を853ccに拡大、ローシートや19インチフロントホイールを装備している

「F750GS」は、低いシート高とゆとりある出力特性、パワフルなオールラウンド性能を兼ね備えており、デザイン性も含めたコンセプトを好む全てのライダーに訴求する設計となっている。一方「F850GS」は、より大きなパワーとトルクを発生することに加え、ツーリング性能にも特化しつつ最高のオフロード性能を組み合わせている。

両車両とも発売時期や価格は未定となっているが、シフトアシストプロをはじめとする電子制御装置の充実具合も非常に魅力的であり、多くのファンに登場を待ち望まれることが予想される。

  • 23日には、同社ディレクターのリー・ニコルス氏も登場し、「C400X」をはじめとする製品の解説を行った

アジアのマーケットもターゲットにし、日本への導入が期待されていたミドルサイズの新型スクーター「C400X」も、今回の目玉のひとつ。350ccの単気筒エンジンとCVTギヤボックスを搭載し、街中を駆け抜ける歓びを最大限に追求した1台となっている。

こちらも同じく発売時期や価格は未定。普通二輪免許で乗ることができるBMWのラインナップに同車両のようなスクーターが加わることで、より多くの人が同メーカーの魅力に触れられるようになるだろう。

  • 16日に発売されたばかりの「K1600 グランド・アメリカ」(税込355万円)

会場では、ラグジュアリー・ツアラー「K1600 グランド・アメリカ」も抜群の存在感を放っていた。バガースタイルの「K1600 B」をベースにした同車両。直列6気筒エンジンによるダイナミックな走りはそのままに、後席に同乗者用のバックレストと一体の大容量トップケースを追加するなど、長距離ツーリングの快適性を高める様々な機能が採用されている。

そのほか、世界750台限定生産の「HP4 Race」や同社初の電動スクーターなどの車両に加え、オプションパーツや新作のライディングギアも展示。同社が展開する各種イベント情報の告知もお見逃しなく。

  • フルカーボンフレームとフルカーボンホイールを搭載した、世界750台限定のレーシングマシーン「HP4 Race」(税込1,000万円)

  • 「G310R」ブースのパネルは、世界で活躍するグラフィティアーティスト、No.D氏によるピース

  • 東京マラソンでコースディレクター用車両にも起用された電動スクーター「C evolution」

  • 「R nineT」

  • 「R nineT Racer

  • 「R nineT Scrambler」

  • 「R nineT Pure」

  • 「R nineT Urban G/S」

  • 「C650 Sport」

  • 「K1600 GT Spezial」

  • 「R1200 RT Spezial」