叡山電鉄は21日、観光用車両「ひえい」のデビュー記念グッズ・記念グッズを発売する。あわせてヘッドマークの掲出や出町柳駅ホームのリニューアルなど、デビューを記念したさまざまな取組みを実施する。

  • 叡山電鉄の新たな観光用車両「ひえい」(3月7日の見学会で撮影)

記念きっぷは「ひえい」のイラストやロゴマークが描かれた硬券記念入場券と記念乗車券計6枚を台紙に収めたもので、1セット1,200円、1,000セット限定で販売される。

記念グッズはクリアファイル(400円)、ピンバッジ(400円)、ネクタイピン2種(各1,000円)、ポストカード(3枚セット150円)の5品目で、いずれも「ひえい」の外観などをモチーフとしたデザインとなった。記念きっぷ・記念グッズともに3月21日から出町柳駅インフォメーションで販売。初日のみ、八瀬比叡山口駅特設会場でも12時30分から14時まで販売会を実施する。他のイベント会場でも販売を予定しているとのこと。

  • 「ひえい」デビュー記念きっぷの台紙(表紙)イメージ

営業運転初日の3月21日、12時15分から出町柳駅1番線ホームで発車式を開催。12時22分発「ひえい」の発車に合わせ、運転士への花束贈呈と駅長による出発合図を行う。

「ひえい」のデビューに先立ち、3月17日から711号車と811・812号車(2両編成)に記念ヘッドマークが掲出される。黒を基調とした背景に「ひえい」の車体が浮かび上がるデザインで、掲出期間は5月31日までを予定している。

出町柳駅1番線ホームは「ひえい」のカラーリングをイメージした塗装にリニューアル。照明にダウンライトを取り入れ、乗車前から旅の気分を盛り上げる。その他、叡山本線の全駅で「ひえい」のフラッグを掲出し、祝賀ムードを演出する。