小田急電鉄とJR東海は、御殿場を代表する花見の名所・秩父宮記念公園とその周辺で開催される御殿場桜まつりに合わせ、臨時特急「御殿場桜まつり」号を4月14日に運転する。

  • 臨時特急「御殿場桜まつり」号は小田急電鉄の特急ロマンスカーMSEを使用し、4月14日に運転(写真は特急「あさぎり」)

小田急電鉄の特急ロマンスカー・MSE(60000形)を使用。小田急線の新宿駅を12時40分に発車し、御殿場駅に14時18分に到着する。途中停車駅は新百合ヶ丘駅・相模大野駅・本厚木駅・秦野駅・松田駅。片道(往路)のみの運転で、復路は運転しない。

全車指定席で、料金(運賃と特急料金の合計)は新宿~御殿場間2,810円、本厚木~御殿場間1,070円など。指定席特急券は乗車日1カ月前の10時から、JR東海のおもな駅のきっぷうりばと小田急線各駅、小田急トラベル各店舗、おもな旅行会社で取り扱う。

なお、小田急線内発着の場合に限り、乗車券として交通系ICカードの利用も可能。また、JR御殿場線内は、「休日乗り放題きっぷ」「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」を乗車券として利用できる。

運行当日は各種イベントを実施。出発駅となる新宿駅では、同列車の発車前(12時~12時30分頃)に小田急乗務員・JR東海乗務員・御殿場市のイメージガール「富士娘」とのフォトサービスを西口地上改札口正面で実施。小田急線区間の車内でも、小田急電鉄とJR東海乗務員によるフォトサービスを3号車イベントスペースで実施する。

また、松田駅から御殿場市長が乗車して歓迎の挨拶を行うほか、松田~御殿場間の車内では1人につき1枚、記念乗車証を配付する。終点の御殿場駅では御殿場市と小山町のマスコットキャラクターが出迎えるほか、桜茶のふるまいも用意される。