■「その他」

・「山形県: 雪の銀山に行ってみたい」(56歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「新潟県: 豪雪地帯を体験できるし、おいしいお酒も飲める」(41歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「富山県: 冬の雪化粧の古都を満喫してみたいから」(45歳男性/教育/専門サービス関連)
・「長野県: 雪をかぶった南アルプスの景色が好きなの」(37歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「千葉県: ディズニーランドがあるから」(40歳男性/教育/公共サービス関連)
・「東京都: どの街にも見所やおいしいお店があるから」(34歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「神奈川県: マリンタワーと山下公園のイルミネーションがきれいだから」(20歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「福井県: 温泉とカニを楽しみたい」(58歳男性/その他電気・電子関連/技能工・運輸・設備関連)
・「大阪府: 住んでいる我が町ですが、正直まだまだ知らないところ、面白さがあると思いますから」(41歳男性/コンピューター機器/販売・サービス関連)
・「岐阜県: 真っ白な雪が積もった白川郷の合掌造りを見に行きたい」(29歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「大分県: 雪で困ることなく、温泉につかってゆっくりと芯まで温まりたい」(50歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

■総評

調査の結果、「冬、旅をしてみたい都道府県」は35.4%を集めた「北海道」となった。以下、2位「沖縄県」(22.5%)、「特にない」(6.1%)、「京都府」(4.7%)、「石川県」(3.8%)、「秋田県」(2.1%)、「青森県」(2.0%)と続いた。以降は全て2%に満たない数字となっており、上位、特に1位、2位に票が集中する結果となった。

冬、旅をしてみたい都道府県の1位は、堂々の3分の1の票を獲得した「北海道」だった。やはり寒いときには寒さを突き詰めたいという心理が働くのか、日本の最北に位置する北海道を旅してみたいという意見が多かった。雪まつりに代表されるイベントや、冬ならではのグルメも北海道の魅力として認識されている。

2位の「沖縄」は打って変わって、「寒いのは嫌い」という人たちが支持している。日本の最南端に位置する沖縄は、南国とは言わないまでも、しばし冬の寒さを忘れられる環境だ。コメントにも、「寒いのは苦手」「雪は見たくない」「暖かいところがいい」などの意見が寄せられている。

「京都府」は季節に限らず、世界的な人気の観光地。「雪化粧した金閣寺を見てみたい」など、雪に覆われた古都に対する興味が強い。冬は観光客の数が少なくなることで、ゆったりと過ごせるという声も寄せられている。

全体に、北に位置する都道府県が上位にランキングし、中でも"雪と温泉"のマッチングが印象的な結果となった。いささか陳腐だが、雪景色を眺めながら温泉で一杯というのは日本人のDNAにな刻み込まれた情景なのかもしれない。

ただ、「特にない」という意見も多く、そこで見られるのは「寒い時にわざわざ旅行に行きたいとは思えない」という意見。やはり、冬はこたつでまったりとしていたいという人も一定数いるようだ。

今回は、北海道と沖縄という、日本を代表する観光地の強さが印象的な調査結果となった。南北に長い、豊かな自然に恵まれた日本ならでは結果と言えそうだ。

調査時期: 2018年2月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,001人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません